WorldSBK

Team HRCがドライコンディションでのテスト走行を行う

前週のヘレステストは雨の影響で走行を行わないチームが多くありましたが、同じくヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで今週行われたテストも一時霧雨となりました。

Team HRCがドライコンディションでのテスト走行を行う

しかし、木曜の午後にはドライコンディションとなり、Team HRCのアルバロ・バウティスタ、レオン・ハスラムがCBR1000RR-R FIREBLADE SPでテスト走行を行いました。しかし、その後再びウエットコンディションになり、それ以上のテスト走行ができませんでした。

バウティスタ、ハスラムにとって、2021年シーズンの開幕に向けてメカニックとサーキットで作業できたことは大きな前進です。Team HRCとして2年目を迎え、両ライダーはワークスマシンでのパフォーマンス向上を目指します。事実上のシェイクダウンとなったテストで、両ライダーはアップデートの確認を行い、日本のエンジニアにフィードバックを提供しました。

今後のプレシーズンテストの日程は未定ですが、Team HRCは2021年シーズンの開幕戦に向けて準備を進めます。開幕戦は4月23日~25日にオランダのTTサーキット・アッセンで行われます。


Álvaro Bautista
Álvaro Bautista 19
Team HRC
雨やウエットコンディションが続いて運がなかったのですが、ほぼ半日はテスト走行ができて新しいパーツを試すことができました。データを集めることができ、エンジニアが開発を進めるためのフィードバックを提供することができました。そういう意味で、短い時間でしたが、ポジティブで重要なテストになりました。今後のテストでは、次の段階に進めます。

Leon Haslam
Leon Haslam 91
Team HRC
天気はあまりよくありませんでしたが、アップデートを確認するための重要なテストでした。走行できたのは半日でしたが、何周か走ることができ、エンジニアに必要な情報を提供できたので、開発を進められると思います。CBR1000RR-R FIREBLADE SPでまた走行ができてよかったです。フィーリングも新しいパーツもよかったです。モチベーションが高い状態でトレーニングに取り組めます。できればもう一回テストを行い、シーズン開幕に備えたいです。


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