前日のレース1でリタイアに終わっているレクオーナは、大きなステップを刻む一日となりました。SPレースでは14位と苦戦しましたが、レース2では10位となりポイントを獲得しました。
レース2でレクオーナは、14番グリッドから好スタートを切ると、ビエルゲ、ジョナサン・レイ(ヤマハ)、アクセル・バッサーニ(カワサキ)、アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)、スコット・レディング(BMW)をリードするかたちで9番手争いのグループを形成しました。後半になると、そのグループから抜け出し、7番手争いに加わり、最終的に8番手でチェッカーを受けました。しかし、コースのショートカットのペナルティーで3秒加算され、最終リザルトは10位でしたが、久しぶりに快調にラップを刻むレースでした。
14番グリッドからSPレースをスタートしたビエルゲは、好スタートを切ってオープニングラップ8番手へとポジションを上げると、さらに上位を目指しました。しかし、5周目の第1コーナーでオーバーランを喫し13番手にダウン。そこから全力でばん回しましたが11位でした。SPレースのポイント獲得は9位までですが、9位との差は、わずか1.191秒でした。
SPレースで好走をみせたビエルゲは、レース2では15番グリッドから11位でフィニッシュし、前日のレース1に続き、ポイントを獲得しました。レース前半はチームメートのレクオーナとともに6台に膨れあがった7番手争いのグループに加わりました。後半になるとイアンノーネ、アレックス・ローズ(カワサキ)らと9番手争いを繰り広げ、11位でチェッカーを受けました。
今季のWSBKも全12戦のうち前半の6戦を終えました。ビエルゲは33ポイントを獲得して総合17位、レクオーナは30ポイント獲得で総合18位です。次戦は、8月9日(金)から11日(日)までの3日間、ポルトガルのアルガルベ・インターナショナル・サーキットで開催されます。