金曜日のフリー走行(FP)2で大クラッシュしたビエルゲは、走行前にドクターチェックを受けることになりましたが、無事に走行許可が下りました。その後、FP3でマシンの確認を済ませたTeam HRCの両選手は、スーパーポール(予選)に挑み、レクオーナは1分36秒667で14番グリッド、ビエルゲは1分36秒710で16番グリッドを獲得しました。
スーパーポール(予選)終了後、レースディレクションは、セッション中にスロー走行をしたとして、ビエルゲに対して3ポジション降格のペナルティーを科しました。レクオーナの5列目は変わりませんが、ビエルゲは7列目から決勝に挑むことになりました。
レース1は、セーフティカー(SC)のテクニカルトラブルにより、約10分遅れてスタートしました。Team HRCの両選手は順調に周回を重ね、序盤14番手につけたレクオーナと17番手のビエルゲは、6周目にはそれぞれ12番手と13番手に浮上。レース終盤は、先行していたロリス・バズ(BMW)に追いつき、3台によるし烈な争いが繰り広げられました。最終的にビエルゲは12位、レクオーナは14位でチェッカーを受けました。