Race 2
WorldSBK 2021
Round 2

バウティスタ7位、ハスラム12位でポイント獲得

pt Circuito Estoril

第2戦ポルトガル大会では、30日にSPレース(10周)とレース2(21周)が行われ、アルバロ・バウティスタ(Team HRC)がSPレースで10位、レース2で7位フィニッシュ。レオン・ハスラム(Team HRC)は、SPレースで16位、レース2で12位になり、ともにレース2でポイントを獲得しました。

バウティスタ7位、ハスラム12位でポイント獲得

前日に続き、この日も快晴と絶好のコンディションとなり、レース1で8位フィニッシュしているバウティスタは、着実に調子を上げることに成功しました。SPレースでは、レース1と同じ18番グリッドから決勝に挑み、着実にポジションを上げて10位でフィニッシュ。しかし、SPレースは9位までがポイント獲得となるため、惜しくもポイント獲得とはなりませんでした。加えて、9位までに入れなかったことからレース2も18番グリッドからスタートすることになりましたが、好スタートから2周目に11番手に浮上。4周目には10番手とさらにポジションを上げました。

その後も快調にラップを刻むバウティスタは、着実にポジションを上げて15周目には7番手へ。そのまま安定した走りで21周を走りきってチェッカーを受けました。前を走るマイケル・ファン・デル・マーク(BMW)は抜けませんでしたが、レース中にはトップグループと同じ1分37秒台に入り、一歩前進する内容でした。

チームメートのレオン・ハスラム(Team HRC)は、レース1と同じ14番グリッドから挑んだSPレースでは16位に終わりポイント獲得を果たせず。レース2では、15番グリッドから1分38秒台でラップを重ねる粘り強いレースで12位フィニッシュしました。

2戦を終えてバウティスタは25 点獲得の総合11位。ハスラムは16点を獲得して総合12位。着実にパフォーマンスが向上しているだけに、第3戦以降の活躍に期待されます。


Álvaro Bautista
Álvaro Bautista 19
Team HRC
今日も18番グリッドからスタートしなければならなかったので、たいへんなレースでした。SPレースでは10位でしたが、わずかに届かず、グリッドを上げるチャンスを逃してしまいました。レース2は気温が上がり、SPレースより路面が滑りやすくなり、昨日のレースよりもトリッキーでした。 たくさんのリスクを負い、かなり限界に近い走りをしました。ペースはそれほど悪くありませんでした。トップ5に入れるくらいのペースだったと思います。しかし後方からのスタートで、しかもトップのライダーたちと同じペースだったので、ギャップを縮めるのは厳しい状況でした。僕の予選タイムがキャンセルされたことが本当に残念です。それでいいポジションからバトルをするチャンスがなくなってしまいました。ポジティブなことは、難しいスタートの週末だったにもかかわらず、自信を再び取り戻したことです。次のラウンドにはいいフィーリングで向かうことができます。また一歩前進しなければなりません

Leon Haslam
Leon Haslam 91
Team HRC
全体的に厳しい週末でした。アラゴンで抱えていた問題を解決するのに苦戦していました。レース2では少しフィーリングがよくなりましたが、思ったようなスタートが切れなかったので、何人かパスをしても12位を獲得するのが限界でした。それでも一生懸命仕事に取り組みました。ミサノへ向けて進む方向性が分かったので自信はあります。ミサノのレースウイークはもっとポジティブなスタートができることを願っています



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