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最終戦インドネシア大会のレース1は豪雨で日曜へ延期に

初開催となる第13戦インドネシア大会は、11月20日、スーパーポール(予選)と決勝レース1を行う予定でしたが、レース1は豪雨のため日曜日に延期されました。

最終戦インドネシア大会のレース1は豪雨で日曜へ延期に

インドネシア大会初開催となるマンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットは、インドネシアのロンボク島にあり、サーキットが完成して今回が初大会となります。コースは全長4.3km。右回りで右コーナーが11、左コーナーが6。コース幅は広く、リズミカルな走りが要求されます。今大会はコロナ禍の中で初開催が実現しました。関係者はインドネシアのジャカルタで入国後、2日間ホテルで隔離されてからロンボク島へ移動するという、厳しい条件の中で大会に挑みました。

最終戦を迎えたアルバロ・バウティスタ(Team HRC)は、「今シーズン最後のレースなのでとてもワクワクしています。前回のレースから約1か月が経ち、家族と過ごす時間ができました。また新しいサーキットへ向けて準備を進めるために、ここ数週間はトレーニングをしてきました。インドネシアは二輪レースに対してすばらしい情熱があり、ファンもたくさんいるので、とても楽しみです。新しいサーキットを攻略するのもとても楽しみにしています。ビデオを見ましたがすばらしいコースです。シーズンの最後を楽しめると思います」と開幕を楽しみにしていました。

そして、金曜日のフリー走行を4番手で終えたバウティスタは、「マンダリカは強いブレーキングが必要なポイントがあり、そして高速コーナーもあります。いろいろな要素が少しずつ含まれています。まだ攻略できていない場所がいくつかありますが、全体的には楽しいサーキットです。午前中は特に1コーナーなどでグリップが少し足りませんでしたが、コンディションは徐々に改善され、午後はいいタイムを出すことができました」と、順調なスタートを切りました。

そして土曜日のFP3では大接戦の中で6番手、スーパーポールでは8番手となり、決勝は追い上げのレースに挑む意気込みでした。しかし、熱帯地方特有のスコールのためレースはキャセルになり、レース1は日曜日へと延期となりました。

チームメートのレオン・ハスラム(Team HRC)は、10月22日に手術を行った右肩の状態がよくなく、今大会の欠場を決めました。金曜日の走行を6番手で終えたハスラムは「このサーキットはHondaと相性がよさそうです。とても楽しいサーキットですが、肩の調子がよくなくフラストレーションがたまっています。1周だけではなく21周走行しなければなりません。残念ながら少し痛みが残っているので、この状況をどのように乗り越えられるか医師たちと相談しなければなりません」と語っていましたが、土曜日になっても肩の状態は改善せず、欠場を決めました。


Álvaro Bautista
Álvaro Bautista 19
Team HRC
悪天候のためレースをしないという判断は正しかったと思います。でもレースができないのは残念でした。美しいサーキットでのスーパーバイク初大会だったので、ファンにいいショーを見せたかったです。みんなグランドスタンドで最後まで待っていたので、明日の長い2レースで、エキサイティングなレースを見せたいです

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