厳しい戦いのレース1でビエルゲがポイントを獲得
7月20日(土)、スーパーバイク世界選手権(WSBK)第6戦チェコ大会は、オートドローモ・モストでスーパーポール(SP=予選)とレース1を行いました。Team HRCのチャビ・ビエルゲは14位でフィニッシュし、ポイントを獲得。チームメートのイケル・レクオーナは、トラブルのためリタイアとなりました。
前戦イギリス大会から2週連続の開催となったチェコ大会。Team HRCの両選手は、大接戦となった初日のフリー走行ではレクオーナが16番手、ビエルゲは20番手でした。2日目3回目のフリー走行ではともにタイムを短縮し、レクオーナは15番手、ビエルゲは17番手へとポジションを上げました。続いて行われたSPでは、さらにタイムを上げてレクオーナが13番グリッド、ビエルゲは14番グリッドを獲得しました。
今大会はポールポジションを獲得したトプラク・ラツカトリィオグル(BMW)が速く、2番手以下が僅差の戦いとなりました。レクオーナは2番手と0.661秒差、ビエルゲは0.736秒差。イギリス大会から一歩前進するポジティブな内容で決勝レースへの準備を進め、今季ベストリザルト獲得に向けてグリッドに並びました。
青空が広がる中、22ラップでレース1のスタートが切られました。オープニングラップ13番手へとポジションを上げたビエルゲは、トップ10を視野にギャレット・ゲルロフ(BMW)、マイケル・ルーベン・リナルディ(ドゥカティ)、サム・ローズ(ドゥカティ)、スコット・レディング(BMW)らと、大きなグループを形成し、バトルを繰り広げました。その後、ビエルゲは第1コーナーのショートカットでロングラップペナルティーを科せられます。このペナルティーでポジションを落としたビエルゲは、最終的に14位でチェッカーを受けました。
大混戦の中、レクオーナはチームメートのビエルゲを追うかたちで熱走をみせましたが、メカニカルトラブルが発生し、9周目を終えてピットに戻りリタイアとなりました。
21日(日)は、10周のスーパーポール(SP)レースと、22周のレース2が行われます。
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