バウティスタは、10周で行われるSPレースで12番グリッドからスタート。オープニングラップは大混戦の中で14番手へとポジションを落としましたが、その後4周目にマイケル・ルーベン・リナルディ(ドゥカティ)、5周目にルーカス・マヒアス(カワサキ)を抜いて12番手へ。さらに8周目にアクセル・バッサーニ(ドゥカティ)、10周目に野左根航汰(ヤマハ)を抜いて10位でフィニッシュしました。しかし、SPレースはポイント獲得が9位までのため、わずかに届きませんでした。
レース2は、スタート進行の途中でエンジンをストールさせる選手が出たことから再スタートとなり、23周のレースは22周に短縮して行われました。このレースも12番グリッドからスタートしたバウティスタは、オープニングラップ9番手からバッサーニとバトルを繰り広げました。その後、バッサーニを引き離し、前のグループを追撃。そして最終ラップにマイケル・ファン・デル・マーク(BMW)を抜いて8位でフィニッシュしました。
チームメートのレオン・ハスラムは、前日のレース1で13位になりポイントを獲得しています。SPレースとレース2でさらに上位を目指しましたが、両レースともにポイントを獲得することができませんでした。
17番グリッドからスタートしたSPレースは、序盤の混戦からなかなか抜け出せずオープニングラップ15番手と苦戦。その後もなかなかポジションを上げることができず、最終ラップにマヒアスをかわし14位でフィニッシュ。
続くレース2は、17番グリッドから好スタートを切ってオープニングラップに13番手に浮上。2周目にティト・ラバト(ドゥカティ)を抜いて12番手へ。6周目には野左根を抜いて11番手へと着実にポジションを上げました。その後、追い上げてきたバウティスタに抜かれチームメートを追撃する展開となりましたが、14周目の2コーナーで転倒を喫し、2レースともにポイントを獲得することができませんでした。
第7戦を終えて、バウティスタは92ポイントを獲得して総合11位。ハスラムは71ポイントで総合13位につけています。次戦は第8戦フランス大会がマニクールで9月3日から5日の日程で開催されます。