Race 2
WorldSBK 2021
Round 7

バウティスタ レース2で8位、ポイントを獲得。ハスラムはポイント獲得できず

es Navarra

第7戦スペイン・ナバロ大会は、8月22日(日)、スーパースプリント(SP)レースとレース2を行い、アルバロ・バウティスタ(Team HRC)が、SPレースで10位、レース2を8位でフィニッシュしました。

バウティスタ レース2で8位、ポイントを獲得。ハスラムはポイント獲得できず

バウティスタは、10周で行われるSPレースで12番グリッドからスタート。オープニングラップは大混戦の中で14番手へとポジションを落としましたが、その後4周目にマイケル・ルーベン・リナルディ(ドゥカティ)、5周目にルーカス・マヒアス(カワサキ)を抜いて12番手へ。さらに8周目にアクセル・バッサーニ(ドゥカティ)、10周目に野左根航汰(ヤマハ)を抜いて10位でフィニッシュしました。しかし、SPレースはポイント獲得が9位までのため、わずかに届きませんでした。

レース2は、スタート進行の途中でエンジンをストールさせる選手が出たことから再スタートとなり、23周のレースは22周に短縮して行われました。このレースも12番グリッドからスタートしたバウティスタは、オープニングラップ9番手からバッサーニとバトルを繰り広げました。その後、バッサーニを引き離し、前のグループを追撃。そして最終ラップにマイケル・ファン・デル・マーク(BMW)を抜いて8位でフィニッシュしました。

チームメートのレオン・ハスラムは、前日のレース1で13位になりポイントを獲得しています。SPレースとレース2でさらに上位を目指しましたが、両レースともにポイントを獲得することができませんでした。

17番グリッドからスタートしたSPレースは、序盤の混戦からなかなか抜け出せずオープニングラップ15番手と苦戦。その後もなかなかポジションを上げることができず、最終ラップにマヒアスをかわし14位でフィニッシュ。

続くレース2は、17番グリッドから好スタートを切ってオープニングラップに13番手に浮上。2周目にティト・ラバト(ドゥカティ)を抜いて12番手へ。6周目には野左根を抜いて11番手へと着実にポジションを上げました。その後、追い上げてきたバウティスタに抜かれチームメートを追撃する展開となりましたが、14周目の2コーナーで転倒を喫し、2レースともにポイントを獲得することができませんでした。

第7戦を終えて、バウティスタは92ポイントを獲得して総合11位。ハスラムは71ポイントで総合13位につけています。次戦は第8戦フランス大会がマニクールで9月3日から5日の日程で開催されます。


Álvaro Bautista
Álvaro Bautista 19
Team HRC
データを検証したところ、昨日のレース1の転倒の理由が見つからなかったので、マシンのセットアップは昨日からあまり変えませんでした。しかし今日は別のスペックのタイヤを選択したのですが、フロントのフィーリングがよくなったので、レース1はタイヤの選択がベストではなかったのかもしれません。SPレースはスタートがうまくいかず、いくつかポジションを落してしまいましたが、うまく追い上げることができました。しかし、9位には届かず、レース2も再び4列目からのスタートになってしまいました。レース2ではいいスタートが切れましたが、レース前半、オーバーテイクに苦戦しました。コーナーの立ち上がりでトラクションが足りず、ハードブレーキングのポイントでもハードに掛けることができませんでした。しかし、数周走ってタイヤのパフォーマンスが落ちてくると、いい走りができるようになりました。そのときのペースはトップ5のライダーたちとほぼ同じでした。このサーキットは僕たちには難しいコースでしたが、次のレースではもっといい走りができると思います

Leon Haslam
Leon Haslam 91
Team HRC
今大会は、僕とアルバロにとっては、とても厳しいものでした。レース2では同じ小さな集団で走行していましたが、バッサ―ニがミスをしたときに、彼と接触し、アルバロと離れてしまいました。ラップタイムはそれほど悪くありませんでしたが、シフトミスをしてしまい、転倒してしまいました。プッシュしすぎたとは思っていません。徐々に10番手のバッサーニに追いついていたので、フラストレーションがたまりました。でも結果は変わりません。次のマニクールラウンドに気持ちを切り替えたい思います。今後のサーキットでは自信があるので、どんな走りができるか考えたいと思います



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