22日、土曜日は、スーパーポール(SP)と決勝レース1が行われ、4番手グリッドから決勝に挑んだイケル・レクオーナ(Team HRC)が表彰台争いに加わり4位でフィニッシュしました。
レクオーナは、サン・ファン・ビリカムを走るのは初めてですが、初日のフリー走行で7番手と好調なスタートを切ると、2日目のFP3では4番手へとポジションを上げ、スーパーポール(SP)では、今季チャンピオン争いを繰り広げるアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)、トプラク・ラツカトリィオグル(ヤマハ)、ジョナサン・レイ(カワサキ)に続く4番手グリッドを獲得しました。
決勝でも優勝したバウティスタ、2位のレイ、3位のアクセル・バッサーニ(ドゥカティ)とトップグループに加わりました。終盤は上位3人にやや遅れを取りましたが、ミケーレ・リナルディ(ドゥカティ)の追撃を振り切って4位でフィニッシュしました。この数戦、やや苦戦が続いていたレクオーナですが、日曜日に開催されるSPレース、レース2では、今季2回目の表彰台獲得が期待させます。
チームメートのチャビ・ビエルゲ(Team HRC)も9位でフィニッシュ。ビエルゲもサン・ファン・ビリカムは初めて経験するサーキットです。フリー走行は16番手でしたが、SPでは10番手へとポジションを上げて、決勝では、7位争いのグループを形成、スコット・レディング(BMW)、アンドレア・ロカテリ(ヤマハ)と追撃して9位でチェッカーを受けました。
初サーキットながら好走を見せたレクオーナ。そしてビエルゲの、SPレース、レース2に注目されます。