Race 1
WorldSBK 2022
Round 10

レクオーナ4位。ビエルゲは9位とともにシングルフィニッシュを達成

ar Circuito San Juan Villicum

第10戦アルゼンチン大会が、10月21日から23日の3日間、アルゼンチンのサン・ファン・ビリカムで開催されます。サン・ファン・ビリカムでスーパーバイク世界選手権が初めて開催されたのは2018年。コロナ禍の中で20年は大会が中止になりましたが、今年で4回目の開催となります。今大会は、連日好天に恵まれています。

レクオーナ4位。ビエルゲは9位とともにシングルフィニッシュを達成

22日、土曜日は、スーパーポール(SP)と決勝レース1が行われ、4番手グリッドから決勝に挑んだイケル・レクオーナ(Team HRC)が表彰台争いに加わり4位でフィニッシュしました。

レクオーナは、サン・ファン・ビリカムを走るのは初めてですが、初日のフリー走行で7番手と好調なスタートを切ると、2日目のFP3では4番手へとポジションを上げ、スーパーポール(SP)では、今季チャンピオン争いを繰り広げるアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)、トプラク・ラツカトリィオグル(ヤマハ)、ジョナサン・レイ(カワサキ)に続く4番手グリッドを獲得しました。

決勝でも優勝したバウティスタ、2位のレイ、3位のアクセル・バッサーニ(ドゥカティ)とトップグループに加わりました。終盤は上位3人にやや遅れを取りましたが、ミケーレ・リナルディ(ドゥカティ)の追撃を振り切って4位でフィニッシュしました。この数戦、やや苦戦が続いていたレクオーナですが、日曜日に開催されるSPレース、レース2では、今季2回目の表彰台獲得が期待させます。

チームメートのチャビ・ビエルゲ(Team HRC)も9位でフィニッシュ。ビエルゲもサン・ファン・ビリカムは初めて経験するサーキットです。フリー走行は16番手でしたが、SPでは10番手へとポジションを上げて、決勝では、7位争いのグループを形成、スコット・レディング(BMW)、アンドレア・ロカテリ(ヤマハ)と追撃して9位でチェッカーを受けました。

初サーキットながら好走を見せたレクオーナ。そしてビエルゲの、SPレース、レース2に注目されます。


Iker Lecuona
Iker Lecuona 7
Team HRC
とてもうれしいです。これまでの中でベストなレースだったかもしれません。予選でこのようなスピードは想定していませんでした。しかし、マシンのフィーリングがよくて、限界で走行している感覚がありました。うまくコントロールできました。一生懸命取り組んでくれたチームに本当に感謝したいです。今日は力強いスタートを切ることが出来て、トップグループに残ることができました。トプラックが転倒したとき、少しグループの中で混乱がありましたが、落ち着こうと思いました。そのあとアルバロが僕をパスしました。彼とほかの前のライダーたちは、僕よりも速くてきびしいレースでしたが、うまくタイヤの消耗をコントロールし、4位を守りました。こうした走りはこれまでできなかったことなので、今回の結果はとてもいいです。チームがこのサーキットは最もトリッキーなコースだと話していたので、特にうれしいです。明日のレースへ向けて準備を進めていきます

Xavi Vierge
Xavi Vierge 97
Team HRC
9位はもちろん思っていたような結果ではありませんが、うれしいです。なぜなら昨日は一日を通して前進できたのですが、かなり苦戦したからです。今日も午前中のFP3は少し苦戦しましたが、学んだことを活かしてすぐに対処することができました。予選とレースでのマシンのフィーリングはレースウイークで一番よかったです。予選のラップタイムは非常に接近していました。0.2秒以内が4列目まで並びました。レース中は何人かオーバーテイクしなければなりませんでしたが、その戦いで前とのギャップが開いてしまいました。でもポジティブなことは、リズムがとても安定していた速かったことです。明日のレースで最大限の力を発揮でいるようにがんばります。イケルの今週末のすばらしい仕事と今日の力強いレースにおめでとうと言いたいです


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