Race 1
WorldSBK 2023
Round 5

レクオーナがレース1で8位、ビエルゲもトップ10フィニッシュを果たす

it Misano World Circuit “Marco Simoncelli”

イタリアのミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ(以下ミサノ)で開催されたスーパーバイク世界選手権第5戦のレース1で、Team HRCのイケル・レクオーナが8位、チャビ・ビエルゲが10位でチェッカーを受けました。

レクオーナがレース1で8位、ビエルゲもトップ10フィニッシュを果たす

両ライダーともに、FP3で大きく前進しました。午前中に行われたFP3は、前日より気温が4℃低い22℃。このコンディションの中でレクオーナは、FP3の後に行われるスーパーポール(予選)の準備を進めながらタイムを0.677秒短縮。チームメイトのビエルゲはレースラップに重点を置きながら、0.064秒のタイム短縮を果たしました。

スーパーポールでは、午後に行われるレース1に向けて、Team HRCの両選手は、できる限りよいグリッドを獲得するために全力で挑みました。

レクオーナは最初のアタックで1分33秒830を記録し、この時点で2番手につけると、その後のアタックでタイムを更新することはできませんでしたが、最初のベストタイムで3列目8番グリッドを獲得しました。

一方、チームメイトのビエルゲは、1回目のアタックで1分34秒434をマーク。セッション終盤に行った2回目のアタックでは、途中のセクタータイムでPPを獲得したアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)のベストタイムに0.4秒差に迫りましたが、エンジンブローのためスローダウンする選手が出て、その時点でセッションは赤旗中断となり、25分間のセッションは23分過ぎに終了。ビエルゲは1回目のベストタイムで16番手に終わりました。

決勝レースは、青空が広がり、気温は24℃まで上昇。暖かいコンディションの中で行われました。3列目からスタートしたレクオーナは、1周目を終えた時点で8番手につけるとセカンドグループの混戦の中で接戦を繰り広げます。その後、追い上げてきたアレックス・ローズ(カワサキ)をマークしてセカンドグループを抜け出します。終盤はややペースを落とし、レミー・ガードナー(ヤマハ)と接戦になりますが8位でフィニッシュしました。

チームメイトのビエルゲも序盤はセカンドグループの混戦の中で健闘し、後半は、チームメートのレクオーナとガードナーのバトルを視野に、スコット・レディング(BMW)の追撃を振り切って10位でチェッカーを受けました。

日曜日には、10周のスーパーポール(SP)レースとレース2が行われます。


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Iker Lecuona
Iker Lecuona 7
Team HRC
今日の結果にはとても満足しています。昨日のFP2と同じように走りはポジティブだったし、今朝のFP3もよいフィーリングで走れました。予選は8番手でしたが、タイム的には2列目のライダーたちに近いタイムをマークすることができました。そして、レース1ではセカンドグループで戦えると思っていたし、自信を持って挑みました。スタートはうまくいきましたが、1コーナーで他のライダーがアグレッシブな動きをしたため、セカンドグループの中で後退。追い上げようとがんばりましたが、タイヤに負担がかかっていることに気づきました。その後、アレックス(ロウズ)に抜かれ、そのときに彼についていって、後続との差を広げようとしました。ラスト5周くらいまではアレックスについていき、後続に対してリードを広げましたが、序盤にタイヤを消耗させたことでややペースが落ちます。終盤はレミー(ガードナー)が迫ってきて、彼とはいいバトルになり、最終ラップで抜かれますが、すぐに抜き返して、最終的に8位でフィニッシュすることができました。再びいいレベルに戻ってきたことに満足しています。あとはデータをチェックして、明日のレースに向けてもう一歩前進できるように準備したいです。明日は天候が少し変わるかもしれませんが、コンディションに合わせていきたいです

Xavi Vierge
Xavi Vierge 97
Team HRC
今日はもっとよいリザルトを期待していましたが、ミサノのようなサーキットでは特にそうなのですが、後方グリッドからのスタートになったことですべてが難しくなってしまいました。一番悔しいのは、もっといいレースができるポテンシャルがあったにも関わらず、またしても予選で不運に見舞われたことでした。最初のタイヤでは、黄旗が出て完全なアタックができず、2本目のタイヤは、とてもいいラップを刻んでいたのに赤旗が出てしまいました。そのため、16番グリッドになり、とても厳しいレースになりました。スタートしてから序盤はなかなかオーバーテイクができませんでした。コーナーの立ち上がりでは少しロスしてしまったし、ミサノは長いストレートがないのでトップスピードの速さを発揮することもできませんでした。その後、タイヤが消耗してきてからは、何人かのライダーをパスすることができましたが、すべてが遅すぎました。10位という結果は悪くはありませんが、僕らが達成したいリザルトではありませんでした。明日のスプリントレースでは、9位以内を目指し、レース2でよりよいスタートポジションを獲得できるようにがんばります。そうすれば、レース2では、より競争力を発揮することができると思います


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