Preview
WorldSBK 2022
Round 8
レクオーナとビエルゲ、ホームラウンドで満足のいく結果を求めて
1週間ほど前にマニ=クールでの戦いを終えたTeam HRCは、今週末にカタルニア・サーキットで開催される、スーパーバイク世界選手権第8戦カタルニア大会に焦点を置き、モンメロへと向かいました。

フランス大会では、イケル・レクオーナ、チャビ・ビエルゲ共にベストを尽くしましたが、悪天候、クラッシュやグリップ不足に悩み、思うような結果は出せませんでした。対照的に、バルセロナのサーキットは3月、8月にテストを行い、好結果を出しています。また、昨年のカタルニアラウンドのスーパーポールでは好成績を残しました。このため、ホームグラウンドでもあるモンメロへと向かうチームとライダーは、地元ファンの前でいいパフォーマンスが見せられる希望から、自信に満ちあふれています。
カタルニア・サーキットは1991年に施工され、F1やMotoGPではもうお馴染みのサーキットですが、WorldSBKが初めて開催されたのは2020年。2018年に再舗装されたサーキットは全長4,657mで、8つの右コーナーと6つの左コーナーで構成されています。モンメロにあるこのサーキットは、バルセロナの都心からわずか数kmのところにあります。

Iker Lecuona
7
Team HRCバルセロナでは、冬季テストでは3番手になるなどスピードがあったので、素直なレースになると思います。8月に来た時も、ジョナサン・レイ(カワサキ)からコンマ数秒しか離れていない2番手でしたので、十分に早いと思います。とはいえ、先週末は苦戦しましたので、様子を見てみます。早くいいリズムをつかみ、マシンのフィーリングもよくなり、とにかくマニ=クールよりすべてがよければいいなと思います。

Xavi Vierge
97
Team HRCやっと、本当のホームレースです。このサーキットはよく知っていますし、冬も8月もテストができた場所です。両方のテストで絶好調でしたので、今週末はチームと共にいいスタートを切り、楽しみながらいい結果が出せればと思います。