午前中に行われたフリー走行では、両選手ともにCBR1000RR-R FIREBLADE SPのセットアップを進めました。開幕戦のオーストラリア大会をケガで欠場し、今大会が復帰戦となったレクオーナは、スーパーポール(予選)で1分41秒177をマークして18番手。ビエルゲは1分41秒197のベストタイムで19番手でした。
レース1は現地時間14時にスタート。ケガの回復がまだ完全ではないレクオーナでしたが、18番グリッドからオープニングラップ16番手につけた後は周回するごとにポジションを上げ、5周目には13番手へ浮上。最終ラップでチームメートのビエルゲをかわして13位でチェッカーを受けました。
一方、ビエルゲは19番グリッドから好スタートを切ってオープニングラップは14番手。それからは、アクセル・バッサーニ(カワサキ)、マイケル・ルーベン・リナルディ(ドゥカティ)、ギャレット・ゲルロフ(BMW)、チームメートのレクオーナらとグループを形成しました。レース後半の16周目に11番手に浮上するも、その後はタイヤの消耗によりペースを上げられず後退。最終ラップではレクオーナにかわされ14位でフィニッシュしましたが、Team HRCの両選手のタイム差は、わずか0.039秒でした。
Team HRCは、日曜日に行われるスーパーポールレースと20周のレース2で、さらに上位を目指します。