レクオーナが5位&7位。ビエルゲが9位&15位でポイントを獲得
アルガルベ・インターナショナル・サーキットで開催されているスーパーバイク世界選手権(WSBK)第11戦ポルトガル大会は、10月1日(日)にスーパーポールレースと決勝レース2が行われました。Team HRCのイケル・レクオーナは、スーパーポールレースで5位、決勝レース2で7位。チームメートのチャビ・ビエルゲは、スーパーポールレースで9位、決勝レース2で15位になり、それぞれポイントを獲得しました。
この日、最初に行われたスーパーポールレースは10周で行われ、レクオーナは6番グリッド、ビエルゲは14番グリッドからスタートしました。
好スタートを切ったレクオーナは、オープニングラップで5番手に浮上。2周目にマイケル・ファン・デル・マーク(BMW)をかわして4番手に上がると、そのままレース終盤までポジションをキープしました。9周目には激しいバトルの中、6番手まで後退しましたが、最終ラップにマイケル・ルーベン・リナルディ(ドゥカティ)をかわし、5位でチェッカーを受けました。表彰台を獲得した3位のアンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)との差は、約3秒でした。
チームメートのビエルゲは安定した走りをみせ、トップ10圏内の9位でフィニッシュしました。
スーパーポールレースの結果、レクオーナは5番グリッド、ビエルゲは9番グリッドから決勝レース2に挑むことになりました。
決勝レース2でも好スタートを切ったレクオーナは、オープニングラップで6番手と1つポジションを落としましたが、4周目には5番手に再浮上。レミー・ガードナー (ヤマハ)、ギャレット・ゲルロフ (BMW)とグループを形成すると、すばらしいペースで周回を重ねました。終盤には追い上げてきたダニロ・ペトルッチ (ドゥカティ)、ドミニク・エガーター (ヤマハ)と厳しいバトルになり、7番手までポジションを落としましたが、スーパーポールレースに続いてポイントを獲得しました。
一方ビエルゲはオープニングラップにほかのライダーと接触して転倒。最後尾からレースに復帰すると、目覚ましい追い上げをみせ、ポジションを4つ上げて15位でフィニッシュしました。決勝レース2は不運な転倒もあり、厳しい展開となりましたが、スーパーポールレースに続いてポイントを獲得することに成功しました。
今シーズンは残り1戦。11戦まで終えた時点で、ビエルゲは140ポイントで総合ランキング8位。レクオーナは136ポイントで12位につけています。Team HRCは、10月27日(金)~29日(日)にスペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで開催される最終レースに挑みます。
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