Team HRC 良好なチームワークでポイントを獲得する
スーパーバイク世界選手権(WSBK)第9戦フランス大会は、10日(日)にマニクール・サーキットでスーパーポールレースと決勝レース2を行いました。Team HRCのチャビ・ビエルゲは両レースでポイントを獲得し、イケル・レクオーナは決勝レース2でポイントを獲得しました。
朝のウォームアップで調整を済ませたチームは、10周のスーパーポールレースに挑みました。レクオーナは14番グリッド、ビエルゲは16番グリッドからのスタートとなりました。好スタートを決めたビエルゲは、オープニングラップに9番手に浮上すると快調にラップを重ねて9位でフィニッシュしました。ビエルゲは、このレースでポイントを獲得し、決勝レース2では、3列目9番グリッドも手に入れました。
一方、レクオーナは、オープニングラップに15番手へとポジションを落としました。その後、徐々にペースを上げると、最終的に12位でチェッカーを受けました。
決勝レース2は、気温35℃、路面温度51℃という暑さの中で15時15分にスタートが切られました。9番グリッドのビエルゲは、序盤11番手とややポジションを落とし、レクオーナも15番グリッドから17番手へとポジションを落とします。そして、4周目に入るとレクオーナが転倒、同じ周回でスコット・レディング(BMW)とドミニク・エガーター(ヤマハ)の2人も転倒し、レースは赤旗中断となりました。転倒したレクオーナは、再び、マシンに乗ってピットに戻ると、クルーたちのすばらしい修復作業で再スタートのグリッドにつくことができました。
この赤旗中断で、決勝レース2は21周から17周に短縮されます。ビエルゲは、ここでもスタートを決めて1コーナーを7番手で通過。ビエルゲは7位争いの集団の中で、最終的に9位でチェッカーを受け、ポイントを獲得しました。
チームメートのレクオーナは、再開されたレースで着実にポジションを上げて11位でフィニッシュ。ポイントを獲得しました。
第9戦を終えて、今大会2レースともにポイントを獲得したビエルゲは、117ポイントでランキング10位、レクオーナは94ポイントで13位につけます。次戦は9月22日(金)~24日(日)の3日間、モーターランド・アラゴンで第10戦スペイン大会が開催されます。
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