10周で争われたSPレースでは、Team HRCの両選手は、ともにポイントを獲得することができませんでした。予選10番手からSPレースに挑んだレクオーナは、スタートに失敗し、オープニングラップ19番手までポジションを落とします。その後、猛列に追い上げましたが、10ラップのレースでは12位までポジションを上げるのがやっとでした。
また、チームメートのビエルゲは、13番グリッドからオープニングラップ11番手とまずまずのスタートを切ります。終盤はマイケル・ファン・デル・マーク(BMW)、ロリス・バズ(BMW)、そしてチームメートのレクオーナ、フィリップ・エッテル(ドゥカティ)と8番手争いのグループを形成し、10位でフィニッシュしました。SPレースはポイント獲得が9位までとなっており、ポイントは獲得できませんでした。
SPレースは気温18℃でしたが、午後に行われたレース2は25℃まで気温が上昇。前日のレース1はスーパースポーツSS300の事故の影響で20周のレースが14周に短縮されましたが、レース2は予定通り20周で行われました。
SPレースの結果から11番グリッドからレースに挑んだレクオーナは、オープニングラップ10番手とまずまずのスタートを切り、その後、8番手までポジションを上げます。しかし、13周目に転倒を喫し、再スタートを切りましたが22位がやっとでした。
一方、14番グリッドからレース2に挑んだビエルゲは、オープニングラップ10番手に浮上。序盤はロリス・バズ(BME)、中盤はスコット・レディング(BMW)追走して、8位でフィニッシュしました。
今大会、SPレースとレース2でポイントを獲得できなかったレクオーナは163ポイントで総合8位、レース1とレース2でポイントを獲得したビエルゲは115ポイントで総合10位という結果でした。次戦は10月21日から23日にアルゼンチンのサン・ファン・ビリカム・サーキットで開催されます。