土曜日の午前中に行われた3回目のフリー走行(FP)で、レクオーナとビエルゲは前日のベストタイムを約1秒近く更新し、スーパーポール(予選)に向けて自信を深めました。そして、スーパーポール(予選)に挑んだ2人は、セッション開始から快調にラップを刻み、FPのベストタイムを短縮。レクオーナは、1分40秒133の好タイムで6番手となりました。ビエルゲはセッション終盤に第13コーナーで転倒し、最後のアタックでタイムを更新できず、1分40秒453で14番手でした。その後、3番手のアンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)にグリッド降格ペナルティーが与えられたため、レクオーナは5番グリッド、ビエルゲは13番グリッドから決勝レース1に挑みました。
決勝レース1は20周で行われました。レクオーナは、混戦の中でややポジションを落とし、オープニングラップで8番手。ビエルゲは13番手で、ポジションをキープしました。レクオーナは一時9番手に順位を落としたものの、その後、両選手はアップダウンに富んだテクニカルなコースでリズムをつかみ、それぞれポジションを上げることに成功しました。
レクオーナは8番手をキープしながらも、ほかのライダーたちとほぼ同じラップタイムだったため、なかなか集団から抜け出すことができませんでした。最終的にレクオーナは、接戦の末8位でフィニッシュ。ビエルゲは、着実にポジションを上げてレクオーナに接近すると、10位でチェッカーを受けました。
レクオーナとビエルゲは日曜日に、10周のスーパーポールレースと決勝レース2に挑みます。