Race 2
WorldSBK 2021
Round 5

バウティスタがレース2で今季ベストの5位でフィニッシュ。ハスラムは10位

nl TT Circuit Assen

スーパーバイク世界選手権第5戦オランダ大会は、7月25日、スーパーポール(SP)レースとレース2を行い、アルバロ・バウティスタ(Team HRC)が、レース2で今季ベストの5位でフィニッシュしました。

バウティスタがレース2で今季ベストの5位でフィニッシュ。ハスラムは10位

前日のレース1で転倒リタイアに終わっていたバウティスタは、日曜日の最初のレースとなったSPレースでもレース序盤に転倒を喫しました。再スタートを切って完走を果たしましたがポイントを獲得することはできませんでした。

その雪辱に挑んだレース2では、12番グリッドから好スタートを切って8台に膨れあがったトップグループに加わります。その中でバウティスタは、マイケル・ファン・デル・マーク(BMW)、アレックス・ローズ(カワサキ)との6番手争いを制し、レース後半には、マイケル・ルーベン・リナルディ(ドゥカティ)を抜いて5番手に浮上しました。その後も4番手を走るチャズ・デイビス(ドゥカティ)を猛追撃。その差を2.549秒から0.889秒に縮めてゴールし、今季ベストの5位でチェッカーを受けました。

今大会は金曜日のフリー走行でセットアップを大きく進めましたが、レース1とSPレースでは、フリー走行の走りを再現することができませんでした。しかし、レース2では表彰台に立った3選手と同じ1分35秒台で連続ラップを重ね、今季もっとも大きなステップを刻むことに成功しました。

チームメートのレオン・ハスラム(Team HRC)は、フロントのフィーリングに苦しみながら前日のレース1では8位でフィニッシュしました。この日のSPレースとレース2ではフロントの接地感の改善につとめましたが、SPレース、レース2ともに思うような走りができませんでした。この日は両レースともにスタート直後に他者の転倒を避けるためにポジションを落とす不運もあり、厳しい戦いを強いられましたが、今大会もレース1とレース2でトップ10フィニッシュを果たし、次戦に向けて多くのデータを蓄積しました。

今大会を終えてバウティスタは68ポイントを獲得し総合11位、ハスラムは55ポイントで総合13位につけています。次戦チェコ大会は、8月6日~8日にモスト・サーキットで開催されます。


Álvaro Bautista
Álvaro Bautista 19
Team HRC
レース1とSPレースで転倒し、正直、悔しい思いをしました。転倒しなければレース2のようなパフォーマンスができていたはずです。今は自然に走ろうとすると転倒してしまうのですが、最終的にはポジティブな結果でレースウイークを終えることができました。激しい戦いの中で5位でフィニッシュすることができたし、何度かいいオーバーテイクもありました。これは自分たちの仕事の結果だと思います。レースウイークを通して電気系をかなり改善することができました。特にスロットルの開け始めがよくなり、自信につながりました。まだはっきりと効果は出ていないかも知れませんが、これを出発点にしたいと思っています

Leon Haslam
Leon Haslam 91
Team HRC
SPレースでは、あるライダーのせいで1コーナーで大きく順位を下げてしまいました。それからもマシンのフロントとパワーデリバリーに苦戦し、難しいレースになりました。レース2はいいスタートを切ることができたのですが、1コーナーでトプラクが転倒し、彼を避けなければなりませんでした。レース前半はいいリズムがあったと思います。しかし10周目くらいから、かなりタイムを落とし、1周で1秒以上タイムをロスしました。全体的に厳しい週末でした。トップ5に入ることを期待していたので、フラストレーションがたまりました


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