日曜日は、通常と異なるスケジュールで開催され、スーパーポール(SP)レースが午後1時に、決勝レース2は午後4時にスタートが切られました。最初に行われたSPレースは、昨日のレース1同様、レクオーナは13番グリッドから、ビエルゲは17番グリッドからレースに挑みました。
好スタートを切ったレクオーナは1周目に10番手、ビエルゲは14番手。混戦の中でビエルゲはレクオーナのすぐ後ろにつけましたが、両選手ともに前を走るライバルたちのペースについていけず、レクオーナは14番手、ビエルゲは15番手まで後退。10周のレースを終えたときには、レクオーナは13位、ビエルゲは14位でチェッカーを受けました。
午後4時にはレース2のスタートが切られました。しかし、オープニングラップに3台が絡む多重クラッシュが発生し、赤旗中断。レースは1周減算され、22周で再開されました。
再開されたレースでは、レクオーナは14番手から12番グリッドへ。ビエルゲは、17番手から14番グリッドに変更されて、レースに挑みます。好スタートを切ったビエルゲはオープニングラップに10番手へとポジションを上げます。一方、レクオーナは序盤の混戦の中で15番手へとポジションを落とす厳しい戦いとなりました。その後、ビエルゲは小さなテクニカルトラブルが発生し、14周目を終えてピットに戻りリタイア。レクオーナはレース終盤ペースを上げて14位でチェッカーを受けました。
第6戦イギリス大会を終えて、ビエルゲは総合10位(92点)、レクオーナは総合12位(66点)。次戦イタリア・イモラ大会(7月14日から16日)に向けてTeam HRCは準備を進めます。