アルバロ・バウティスタが両レースでポイント獲得。総合10位でシーズンを終える
インドネシアのマンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで開催された2021年スーパーバイク世界選手権第13戦インドネシア大会は、11月21日(日)、レース1とレース2を行い、アルバロ・バウティスタ(Team HRC)は7位&10位でフィニッシュしました。チームメートのレオン・ハスラム(Team HRC)は、右肩の手術後の回復が十分ではなく、金曜日のフリー走行を終えて今大会の欠場を決めました。
前日の土曜日は、スーパーポール(予選)と決勝レース1が行われる予定でしたが、激しい雨のためにレース1が中止となり、日曜日にレース1とレース2が行われることになりました。スーパーポール(SP)レースはキャンセルとなりました。
レース1は11時スタートの予定でしたが、一部のセクターで小雨が降ってきたためスタート進行を中断。21周のレースを20周に短縮し、15分遅れでスタートが切られました。
前日のスーパーポールで8番手、3列目からのスタートとなったバウティスタはオープニングラップ7番手。序盤は一時的に降った雨の影響で1分48秒台と慎重な走行となりましたが、路面が乾くにつれてペースは上がり、バウティスタは1分35秒台で周回を重ね7位でフィニッシュしました。
不安定な天候は終日続きました。レース2は午後3時にスタートが切られる予定でしたが、激しい雨のためにスタート時間を延期し、12周に短縮したうえで午後4時半にスタートが切られました。フルウエットで始まったレースでバウティスタは、8番グリッドからオープニングラップ8番手。その後、10番手に後退しますが、それからは安定したリズムで走行し、10位でフィニッシュしました。
この結果、バウティスタは195ポイントを獲得し総合10位。最終戦を欠場したレオン・ハスラムは134ポイントで総合13位でした。アルバロ・バウティスタとレオン・ハスラムは今シーズンを最後にチームを離れますが、Team HRCはアルバロとレオンの今後の活躍を期待しています。