レクオーナとチームメートのチャビ・ビエルゲは、3日間のうち2日間ずつ交互に走行しました。気温は15 - 18°Cと寒くはないものの、残念ながらすべてのセッションがウエットとなりました。
悪条件にもかかわらず、両ライダーはチームと協力。2022年シーズンは雨の中を走る機会が少なかったこともあり、ウエットコンディションでの経験を積みました。当初の予定では、エンジンのセットアップやバイクのジオメトリー、電子制御システムのアップデート、NISSINやSHOWAからのブレーキ/サスペンションのアップデートなどを行う予定でしたが、天候の影響により、すべてのテストを完了させることはできませんでした。しかし、ライダーも技術者も濡れた路面でのマシンの挙動をより深く理解することができたため、チームはこのセッションを有益なものと判断しました。
これからは1月末に行われる2023年最初のテストに向けて、チームとライダーは十分な休息・充電を行うことにしました。