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Team HRCが不安定なコンディションのヘレス2022年最終テストを終える

Team HRCは12月13日(火)から15日(木)にかけて、スペインのヘレス・デ・ラ・フロンテーラで3日間のテストを実施。チームにとってシーズン最後のテストであり、イケル・レクオーナにとっては復帰のチャンスとなりました。

Team HRCが不安定なコンディションのヘレス2022年最終テストを終える

レクオーナとチームメートのチャビ・ビエルゲは、3日間のうち2日間ずつ交互に走行しました。気温は15 - 18°Cと寒くはないものの、残念ながらすべてのセッションがウエットとなりました。

悪条件にもかかわらず、両ライダーはチームと協力。2022年シーズンは雨の中を走る機会が少なかったこともあり、ウエットコンディションでの経験を積みました。当初の予定では、エンジンのセットアップやバイクのジオメトリー、電子制御システムのアップデート、NISSINやSHOWAからのブレーキ/サスペンションのアップデートなどを行う予定でしたが、天候の影響により、すべてのテストを完了させることはできませんでした。しかし、ライダーも技術者も濡れた路面でのマシンの挙動をより深く理解することができたため、チームはこのセッションを有益なものと判断しました。

これからは1月末に行われる2023年最初のテストに向けて、チームとライダーは十分な休息・充電を行うことにしました。


Xavi Vierge
Xavi Vierge 97
Team HRC
あいにくの天候で、フルドライのコースに一度も出ることができませんでしたが、シーズン中はウエットコンディションで走る機会が少なかったので、よい機会になりました。いつかはウエットで走ることになるし、そういった意味では少し前進があり、ウエットでどう乗ればいいのかも理解できました。来年はそれがとても重要なことになると思います。また、Hondaががんばっていること、新しいアイテムやセッティングを提供してくれたことも、我々が1月に(できればドライで)もっとがんばる大きな励みになりました。今は、一年で最も好きな時期で、家族や友人と一緒に過ごしながら、モトクロスやトレーニングもできます。とはいえ、数週間後にはまた戻ってくるので、そんなに時間があるわけでもありません。一年を通して献身的に働いてくれたチームのみんなと、ファクトリーで働くすべての人に感謝します

Iker Lecuona
Iker Lecuona 7
Team HRC
3日間の天候は、風、雨、嵐、太陽が交互にやってきて、完全なドライでもウエットでもなく、一貫した路面コンディションにならなかったため、納得いくライディングができず、HRCがこのセッションのために用意した新しいアイテムやセットアップの理解を深めることはできませんでした。ポジティブな面としては、マシンに戻ってからのフィーリングがよかったことで、ウエットコンディションのおかげですべてがスムーズで負担も少なかったので、より長く走ることができました。また、チームやHRCのエンジニアと再び一緒に仕事ができたことも重要でした。チームのハードワークに感謝しています。今は休息をとり、家族や友人と過ごす時間を楽しみ、新年からまたフル・スロットルで取り組みます 


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