ミサノSBKレース1、レクオーナが堅実に9位、ビエルゲが果敢に11位完走
エミリア・ロマーニャ大会のレース1で好感触を得たHonda HRCのチャビ・ビエルゲとイケル・レクオーナは、明日のレースでさらなる上位進出を目指します。

3回目のフリー走行(FP3)は、金曜日よりもやや涼しいコンディションの中、朝早くに実施されました。スーパーポールに向けた20分間の走行で、レクオーナは走り始めてすぐに金曜のタイムを更新し、1分33秒433を記録。このタイムが自身のベストとなり、セッション11番手となりました。ビエルゲは自信を徐々に取り戻し、終盤にレクオーナとわずか0.2秒差の1分33秒662をマークするも、僅差の順位争いにおいて、総合では17番手にとどまりました。
現地時間午前11時、ライダーたちはスーパーポールに臨みました。レクオーナはこの短い15分の予選中に着実にペースを上げ、周回を重ねるごとにタイムを縮めていきました。終盤に1分33秒017のベストタイムを記録し、午後のレースに向けてグリッド12番手を確保しました。チームメイトのビエルゲは終盤に1分33秒438のベストタイムをマークし、グリッド17番手となりました。
レース1は、気温30°C、路面温度47°Cと予想どおりの暑さの中で開催されました。4列目スタートのレクオーナは力強い滑り出しを見せ、序盤で10番手に浮上。すぐ後ろにはチームメイトのビエルゲが12番手で続きました。2人は安定したペースで果敢に攻め、中盤にはそれぞれ9位と10位までポジションを上げました。レクオーナはそのまま9位でフィニッシュ。ビエルゲは終盤に1つポジションを落としたものの、11位でレースを終えました。まだ万全とは言えないコンディションを考えれば、十分に健闘した結果と言えます。
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今朝のFP3では、正直期待していたほどの競争力を発揮できませんでした。テストでは良い感触を得ていただけに、なおさら歯がゆさを感じました。スーパーポールでは、改善の余地は常にあるものなので、完璧とまでは言えませんが、ほぼマシンの限界に近い走りができたと思います。昨年の自分やテストの時よりも速かったですが、他のライダーたちがさらに大きくタイムを伸ばしてきたため、トップとの差が広がりすぎてしまいました。3番手と比べればそこまで遠くないですが、まだ自分たちが目指しているレベルには届いていません。レース1では、トップ5争いをするグループと同等のペースを維持できていて良かったと思いますが、グリッド位置が響きました。それでも自分なりに全力は尽くしました。最初の3周はイアンノーネと激しく競り合っていましたが、彼はクラッシュしてしまいました。その後はレミー(ガードナー)を捉えましたが、彼も限界で走っていたようで、クラッシュしてしまいました。プッシュを続け、前方のトップ5争いをしていたグループとの差を約1秒まで縮めました。彼らと同等のペースで走れていたものの、完全には追いつけませんでした。最後の2周では、無理せず確実に走る判断をしました。10周目以降からフロントのグリップが怪しくなってきていたので、無駄な転倒を避けたかったのです。理想の結果ではありませんでしたが、ポジティブな要素もありますし、明日に向けて自信は持っています。
今朝のFP3では、正直期待していたほどの競争力を発揮できませんでした。テストでは良い感触を得ていただけに、なおさら歯がゆさを感じました。スーパーポールでは、改善の余地は常にあるものなので、完璧とまでは言えませんが、ほぼマシンの限界に近い走りができたと思います。昨年の自分やテストの時よりも速かったですが、他のライダーたちがさらに大きくタイムを伸ばしてきたため、トップとの差が広がりすぎてしまいました。3番手と比べればそこまで遠くないですが、まだ自分たちが目指しているレベルには届いていません。レース1では、トップ5争いをするグループと同等のペースを維持できていて良かったと思いますが、グリッド位置が響きました。それでも自分なりに全力は尽くしました。最初の3周はイアンノーネと激しく競り合っていましたが、彼はクラッシュしてしまいました。その後はレミー(ガードナー)を捉えましたが、彼も限界で走っていたようで、クラッシュしてしまいました。プッシュを続け、前方のトップ5争いをしていたグループとの差を約1秒まで縮めました。彼らと同等のペースで走れていたものの、完全には追いつけませんでした。最後の2周では、無理せず確実に走る判断をしました。10周目以降からフロントのグリップが怪しくなってきていたので、無駄な転倒を避けたかったのです。理想の結果ではありませんでしたが、ポジティブな要素もありますし、明日に向けて自信は持っています。

もちろん結果に完全に満足しているわけではありませんが、数週間前にはこのレースを欠場するかもしれないとさえ思っていたことを考えると、前向きに捉えなければいけません。ここでトップ10まであと一歩という結果でフィニッシュできたのはポジティブな成果です。とはいえ、まだやるべき課題はあります。マシンのセットアップを変えていないのにリアのフィーリングが大きく変わることがあるので、その原因を突き止める必要があります。これは足の怪我のせいではないので、しっかりと解決しなければならない課題です。レースそのものは悪くなかったです。序盤はかなりいい感触でしたが、レース中盤になると体力面でもマシンの感触の面でも少しずつ苦しくなっていきました。でも、そこまで深刻な問題ではありません。チームは本当に一生懸命取り組んでくれており、明日のウォームアップではいくつか試す予定の項目もあります。ウォームアップでの調整が功を奏し、前のグループとの差を詰められればと思います。
もちろん結果に完全に満足しているわけではありませんが、数週間前にはこのレースを欠場するかもしれないとさえ思っていたことを考えると、前向きに捉えなければいけません。ここでトップ10まであと一歩という結果でフィニッシュできたのはポジティブな成果です。とはいえ、まだやるべき課題はあります。マシンのセットアップを変えていないのにリアのフィーリングが大きく変わることがあるので、その原因を突き止める必要があります。これは足の怪我のせいではないので、しっかりと解決しなければならない課題です。レースそのものは悪くなかったです。序盤はかなりいい感触でしたが、レース中盤になると体力面でもマシンの感触の面でも少しずつ苦しくなっていきました。でも、そこまで深刻な問題ではありません。チームは本当に一生懸命取り組んでくれており、明日のウォームアップではいくつか試す予定の項目もあります。ウォームアップでの調整が功を奏し、前のグループとの差を詰められればと思います。














