朝のウォームアップは、路面が濡れていたためほとんどのライダーが走行を見合わせました。しかし路面コンディションは回復し、SPレース、レース2ともにドライコンディションでスタートが切られました。
開幕戦をケガのために欠場し、今大会が復帰戦となったレクオーナ。午前中のSPレースでは、18番グリッドからオープニングラップで17番手に浮上しますが、チームメートのビエルゲ、ティト・ラバト(カワサキ)に抜かれ、19番手にポジションを落とすと、終盤にはさらに2人の選手に抜かれ21位でフィニッシュしました。
続くレース2では、18番グリッドからオープニングラップに15番手へとポジションを上げます。しかし、3周目の第1コーナーでブラッドリー・レイ(ヤマハ)に追突されて転倒。リタイアとなりました。
19番グリッドからSPレースに挑んだビエルゲは、オープニングラップで20番手へとポジションを落とします。しかし、すぐにばん回し3周目には17番手へ。後半には、マイケル・ルーベン・リナルディ(ドゥカティ)、ギャレット・ゲルロフ(BMW)をかわして15位でチェッカーを受けました。
レース2では、好スタートを切ると14番手に浮上。その後はサム・ローズ(ドゥカティ)、アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)、ラバトらと13位争いのグループを形成しました。何度もポジションが入れ替わる厳しい戦いとなりましたが、最終的に14位でチェッカーを受け、ポイントを獲得しました。
第2戦を終えて、ビエルゲは13ポイントを獲得して総合ランキング15位、レクオーナは3ポイントで総合ランキング18位につけています。Team HRCは、4月19日(金)から21日(日)にTTサーキット・アッセンで開催される第3戦オランダ大会に向けて準備を進めます。