Preview
TrialGP 2022
Round 3
チャレンジの多いドイツトライアルにボウとマルセリが挑む
Neunkirchen
トライアル世界選手権第3戦が、今週末ドイツで開催されます。新たにレーススケジュールに加わったドイツ戦は、Repsol Honda Trial Teamライダーにとっても、新たなチャレンジとなります。
ケルンから約100km離れたノインキルヒェンでの大会は2日間に渡って開催されます。Repsol Honda Trial Teamは、万全な準備で2日間ともいい結果を狙います。
トニー・ボウは今シーズン、既に優勝2回、2位が2回と、11ポイント差で現在トップ。トライアルGPで15連覇中のボウは、リードをさらに伸ばし、16度目の総合優勝を狙います。
ガブリエル・マルセリは、スペイン選手権のラウンドでの左足のケガと感染症から回復して、ドイツでのトライアルに挑みます。マルセリは現在7位、ポイント差を考えるとほぼ4位との差はありません。この2日間でポジションアップを狙います。
ドイツでは近年トライアルGPの開催はなく、21世紀になってからは5回のみですが、1975年~1999年の間に22回開催されています。今回の会場であるノインキルヒェンでは初開催となります。12セクションの半分は森林の中で行われ、残りはインドアに近い、ボルダーや丸太など自然の要素を中心とした構成です。金曜日にはテクニカルチェック、プラクティスセッションとライダーによる下見が行われます。トライアルは土曜日9:00スタート、15:30に終了予定です。日曜日も同様のスケジュールで開催されます。