Trial

最終戦の中止により、トニー・ボウの2022年X-Trialチャンピオンが確定

FIMは、10月末に予定していた2022年X-Trial最終戦をキャンセルしたことを受けて、トニー・ボウが2022年シリーズチャンピオンに決定したことを発表しました。

最終戦の中止により、トニー・ボウの2022年X-Trialチャンピオンが確定

トニー・ボウ(Repsol Honda Team)は、10月21日に予定されていた最終戦のキャンセルにより、現在のポイント差で2022年X-Trialのチャンピオンとなりました。これでボウは、X-Trialで16連覇を果たし、シーズンがまだ終わらないうちにさらに記録を伸ばしました。

2007年に初めてX-Trialのチャンピオンとなって以来、ボウは負け知らず。X-Trialの16回目の総合優勝に加え、TrialGPでもタイトル15連覇中、計31連覇と記録を伸ばしています。

2022年X-Trialでは勝率100%

インドア選手権の4大会中4勝(ニース、シャロンシュルソーヌ、マドリード、バルセロナ)を果たしたボウは、87ポイントを獲得(1勝につき20ポイントと、8ラップ中7ラップでトップだったため)、2位のアダム・ラガに30ポイントの差をつけました。10月8日のアンドラ大会が事実上の最終戦となり、残り獲得可能なポイントが最大で22ポイントとなったため、ボウがこの時点で2022年X-Trialチャンピオン確定となりました。新たに最終戦となったアンドラ大会は、10月8日にアンドラのポリスポートイウ・ド・アンドラで開催されます。

アウトドアも制覇まであと一歩

先週末のフランス大会(カオール)で優勝を果たしたボウは、16回目となるTrialGPのタイトルに王手をかけています。イタリア大会での2日間を残し、ボウは現在36ポイント差でリード。完走さえすれば、16回目のアウトドア選手権タイトル、インドアと合わせ合計32回目のタイトルが確定します。


Toni Bou
Toni Bou 1
Repsol Honda Team
いつも言っていることですが、トライアルがキャンセルされると非常に残念で、今回も残念に思います。フルシーズン戦ってチャンピオンになることが理想的でした。チームは冬の間にいい仕事をしてくれて、アウトドアが始まる前に4大会とも優勝でき、本来なら残り2大会に向けてシーズンを終えたかったのですが、今はとにかく、アンドラで仲間の前で勝ち、タイトルを盛大に祝いたいと思います。

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