ボウは前日に続く勝利でドイツ大会を制覇し、総合ランキングのポイントリードをさらに拡大。マルセリはトップ争いに加わり、見事な戦いぶりをみせました。
ボウは接戦の中でも、スタートからゴールまで圧倒的な強さをみせました。1ラップ目はただ一人序盤から4連続クリーンを叩き出して、早くもリードを奪います。1ラップ目のボウの減点は9点で、ライバルのハイメ・ブスト(ガスガス)を2点差でリード。2ラップ目のボウのトライはさらに完ぺきでした。全員が減点5点を取った第11セクションを除くすべてのセクションをクリーンで抜けて、ラップを通じた減点はたったの5点。2位に11点差で勝利しました。ボウはこれで今シーズン7勝目、ノインキルヒェンでは無傷の4連勝となりました。
マルセリは土曜日を不本意な結果で終えてしまいましたが、この週末にいい結果を残すため、すべてのパフォーマンスを改善して日曜日の試合に臨みました。1ラップ目はマテオ・グラタローラ(ベータ)と3番手を争い、1点差の4番手につけました。2ラップ目、マルセリはミスを減らして好スコアをマークし、グラタローラを引き離して表彰台を獲得。3位はマルセリのノインキルヒェンでの最高位で、今シーズン6回目の表彰台獲得となりました。
Repsol Honda Teamのライダー2人は、総合ランキングのトップ2を堅持しています。ボウは157ポイントで、2位のマルセリに39ポイントの大差をつけています。
次戦は、7月13日(土)と14日(日)にベルギーのコンブラン・オ・ポンで行われます。