セクションの多くは、つるつるに滑りやすい川に用意された厳しいものでした。ボウはこの大会、序盤に連続ミスがあり、これが最後までボウを苦しめることになりました。それでも必死でばん回に努め、勝負の行方は最後の最後までわからないものとなりました。しかし2ラップ目、ボウは3つの減点5を献上してしまい、ライバルのアダム・ラガ(TRRS)に勝利を明け渡す結果となりました。
しかしチャンピオンが最終目標であるランキング争いは、ボウが単独トップ。3試合を終了した時点で、2位に8ポイント差をつけています。
マルセリもまた、攻略の難しい川セクションに苦戦しました。マルセリも、1ラップ目2ラップ目ともにいくつかミスを犯しましたが、マルセリを囲むライバルもまた、実力が拮抗していました。3位表彰台の可能性もあれば、7位まで落ちるリスクもある。5人のライダーが、みなこのような状況で戦っていました。マルセリも当然、表彰台を目指して難しいセクションに取り組み、そして5位を獲得したのでした。この成績により、マルセリはランキングを一つあげて6位としています。
チームの次の戦いは、翌日日曜日。休む間のない戦いが続きます。