16年連続チャンピオンのトニー・ボウは、ゴウベイアで開催されたポルトガルGPを1位と2位で終えて、目下のところ最大のライバルとなっているハイメ・ブスト(ガスガス)と74ポイントで並び、ランキングトップとなっています。
4年前、最後に開催された日本GPで2日間を完全制覇したボウは、今回もその結果を再現して、ここで一気に単独ポイントリーダーに躍り出ようとしています。
ガブリエル・マルセリは、Repsol Honda Teamで日本GPを走るのはこれが初めてです。前回開催された2019年には、マルセリはTrial2クラスを走っていて、もてぎでは3位と2位、そしてこの年に3勝をあげてクラスチャンピオンに輝いています。マルセリはここまでの4試合で3度表彰台に上りました。現在のランキングは3位。マルセリは日本でも両日表彰台登壇を目指していますが、もちろん初優勝も視野に入っています。
日本でのレースウイークは金曜日から始まります。金曜日はライダー受付や車検、そしてセクションの下見やウォーミングアップが行われます。日本大会の決戦、その幕開けは、土曜日の午前9時。モビリティランドもてぎで、その戦いをその目に焼き付けてください。