2024年TrialGP世界選手権の最終戦がリポルで開催され、Repsol Honda Teamがシリーズ1位と2位を獲得しました。ガブリエル・マルセリは日曜日のレースでは3位に入り、チャンピオンのトニー・ボウは今シーズン11勝目を挙げてシーズンを終えました。
マルセリはハイメ・ブストとの2位争いを繰り広げており、リポルでのレースには7ポイントのリードを持って臨みました。2日間の戦いを経て、総合順位で念願の2位を獲得しました。1周目を好スタートで終え、終了時点で3位に。その後も順位をキープし、今シーズン9度目の表彰台に上がりました。シリーズ2位は、マルセリにとってTrialGP世界選手権での自己ベストの結果となりました。
トニー・ボウはすでにチャンピオンが確定していたものの、勝利を目指してプッシュし続けました。1周目で4セクション連続0点を記録し、好調なスタートを切りましたが、ゾーン9でのミスと終盤の小さなエラーにより、ブストにわずか2点差の2位に後退。それでも、2周目で10セクションを0点で切り抜け、最終的に勝利を手にしました。ボウは2024年シーズンを11勝、12回の表彰台で締めくくり、TrialGPでの通算18回目のタイトルを獲得しました。
次戦は10月5日にアンドラで再開されるX-Trialの開幕戦となり、ボウがシリーズタイトルを狙います。