モビリティリゾートもてぎで行われた日本GP、前日より難易度が増したにもかかわらず、Repsol Honda Teamの2人は12のセクションを見事に攻略しました。
1ラップ目のボウは減点を10点に抑え、2番手のアダム・ラガ(シェルコ)に3点差をつけました。激戦の最中、その実力と走破力の高さを日本のファンにしっかり披露しました。2ラップ目、ボウは1ラップ目と同様に、わずかなミスだけで12セクションを走りきり、アドバンテージをさらに広げてのゴール。最終セクションを前に、勝利を決定的なものにしました。
マルセリのパフォーマンスも前日同様に高水準で、この2日間はすばらしい週末となりました。1ラップ目、ボウとラガを相手に優勝争いをしていたマルセリは、2番手のラガにわずか2点差の3番手で折り返して、2ラップ目に入ります。2ラップ目、マルセリは大接戦の2位争いを繰り広げますが、惜しくも7点差で2位を逃しました。それでも堂々たる3位での表彰台獲得です。
ボウの総合ランキングポイントは40ポイント、2位はラガですが、これに同点でマルセリが32ポイントで並んでいます。ボウの18連覇、マルセリのランキング2位獲得に向けて幸先のいい開幕戦となったのは間違いありません。
アウトドアで繰り広げられるTrialGP、次なる戦いは6月7日(金)~9日(日)のアンドラGPです。