Day 1
TrialGP 2024
Round 4

ボウがドイツで勝利を取り戻す

de Neunkirchen

7月6日(土)、トライアル世界選手権(TrialGP)第4戦の初日がドイツ・ノインキルヒェンで行われ、Repsol Honda Teamのトニー・ボウがシーズン6勝目を挙げました。チームメートのガブリエル・マルセリは4位となりました。

ボウがドイツで勝利を取り戻す

ボウはスタートから圧倒的な強さをみせました。1ラップ目の減点をわずか7点に抑えて確実なリードを築き、2ラップ目にはさらに調子を上げていきます。誰一人として抜けられなかった第11セクションで減点5点を喫したものの、ほかの全セクションをクリーンで抜けて、2ラップトータルの減点は12点。2位に7点差をつけて勝利を収めました。

ボウはこの勝利でシリーズポイントを137ポイントに伸ばして、総合ランキングのリードをさらに広げています。

一方、マルセリの戦いは厳しいものになりました。1ラップ目、マルセリは第2から第4までの3セクション連続で減点5点。これが尾を引いて、1ラップを終えた時点でマルセリは3番手まで7点差の6番手に位置しました。

2ラップ目は調子を上げて追い上げましたが、表彰台獲得には届かず4位。シリーズポイントは103ポイントで総合ランキング2位をキープしています。

2人のライダーは、同じ会場で翌7日(日)に開催されるドイツラウンド2日目に目標を定めています。


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Toni Bou
Toni Bou 1
Repsol Honda Team
簡単なセクションが設定された大会で差をつけるのは非常に難しいので、今日の結果についてはとてもいい気分です。1ラップ目序盤の数セクションで少しアドバンテージを得られました。それがハイメ・ブスト選手(ガスガス)との最終的な差につながったと思います。明日はまた今日とは違うものになると思いますが、セクションが今日と同じような難易度だとしたら、今日の勝利が明日に向けた大きな自信になってくれるでしょう。雨が降ったので、明日はどうなるか、セクションが乾くかどうかは誰にも分かりません。いい仕事をしてくれたチームに感謝しています

Gabriel Marcelli
Gabriel Marcelli 38
Repsol Honda Team
今日はマシンのフィーリングがよくなかったのですが、ライディングの感触はよかったです。1ラップ目はミスが多すぎましたが、2ラップ目にはばん回して、より正確にセクションを走ることができました。ばん回はできたのですが、接戦の中で表彰台に上がることはかなわず、最終的には4位でした。望んでいた結果ではありませんが、総合ランキングを争う上ではいいポイントが取れて、総合2位をキープできています。明日は路面が乾くのか、濡れたままなのか分かりませんが、さらにベストを尽くすつもりです。チームのみんながすばらしい仕事をしてくれたので、それに応えて表彰台に上がれるよう全力で挑みます

Takahisa Fujinami
Takahisa Fujinami
ボウ選手がまた勝利して、すばらしい一日になりました。チームの仕事にはとても満足しています。2ラップ目のボウ選手の失敗はわずか1カ所のみでしたし、2ラップともいい感触をつかんでいました。総合首位争いのポイントリードを広げることができたので、ボウ選手にはとてもいい一日になりました。
マルセリ選手については、ベストな一日とはいえません。1ラップ目に3セクション連続で減点5点を喫したことが足かせとなって、2ラップ目にライバルとの点差を覆すことができませんでした。いい結果を出すために、明日はさらに頑張らなければいけません。しかし、私たちはマルセリ選手が優勝を争うレベルの実力を持っていると確信しています

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