Tomoki Nojiri 16
野尻 智紀
幼少期からレーシングカートスクールに通い、2003年に全日本カート選手権に参戦。06年にFAクラスのチャンピオンに輝くと、翌07年は渡欧して、ヨーロッパ選手権、イタリアンマスターズ、ワールドカップKF1などに参戦しました。
08年は鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)を首席で卒業し、スカラーシップを獲得。09年はフォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)総合5位、F4西日本シリーズ総合5位に。翌10年もフォーミュラチャレンジ・ジャパンに参戦し、総合5位を獲得しました。
11年は全日本F3選手権ナショナル(N)クラスに参戦し、総合2位に輝きました。12年は全日本F3選手権にステップアップし、総合5位を獲得。翌13年は表彰台に7度登壇(2位2度、3位5度)する強さをみせ、総合4位となりました。14年はDOCOMO TEAM DANDELION RACINGから全日本選手権スーパーフォーミュラにステップアップし10位。また、SUPER GTのGT300クラスに初参戦。第2戦で3位表彰台に登壇するなど、総合10位となりました。
15年からはGT500クラスにステップアップ。17年は2回のポールポジションと、第5戦富士でNSX-GTに初優勝をもたらし年間9位で終えました。18年は、チーム クニミツより移籍の伊沢拓也選手とタッグを組み、第3戦鈴鹿と最終戦もてぎで優勝。最後までチャンピオン争いに加わり、総合3位でシーズンを終えました。
19年も伊沢選手とのコンビでGT500クラスに参戦し、4位。また、この年はスーパーフォーミュラのチームをTEAM MUGENにスイッチし、総合4位となりました。2020年はSUPER GTでは福住仁嶺選手とのコンビでランキング5位、スーパーフォーミュラでも総合5位となりました。
21年はSUPER GTは前年同様福住選手とコンビを組んでの参戦、スーパーフォーミュラは大津弘樹選手をチームメートに迎え引き続きTEAM MUGENより参戦。見事スーパーフォーミュラでチャンピオン獲得しました。
22年はスーパーフォーミュラ連覇を達成。SUPER GTでは1勝を挙げましたが、総合12位に終わりました。23年のスーパーフォーミュラではケガによる欠場がありながらも3勝を挙げて、最終戦までタイトルを争いましたが、惜しくもランキング3位となりました。