Honda勢が2位から6位を独占
8月9日(日)、全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)第8戦の決勝レースが、スポーツランドSUGO(宮城県)で開催されました。

■第8戦決勝
前日の予選より気温が大きく下がり、今にも雨が降り出しそうな曇り空の下、Honda/M-TECユーザーがフロント2列を占めるスターティンググリッド。スタートでは3番手のイゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)が抜群のダッシュで2番手を奪いかけましたが、温まっていないタイヤが十分グリップせずオーバーラン。辛うじて3番手を守ってコースに復帰しました。一方2番手スタートの太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がトップの野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)にオーバーテイクをしかけると、両者序盤からオーバーテイクシステム(OTS)を駆使したバトルを繰り広げますが、野尻が首位を堅持、トップ4は膠着状態となりました。
9番グリッドスタートの岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)は2周目までに7番手に浮上し上位進出のチャンスをうかがいます。今回13周終了時点に設定されたピットウインドウがオープンすると、中団勢に動きが見られましたが、Honda/M-TECユーザーのトップ4台はステイアウト。その中でまず太田が19周目を終えた時点でピットインすると翌周に野尻がこれに続き、素早いピット作業でトップを守ります。上位2台のピットインで実質上のトップに立ったオオムラ・フラガはオーバーカットを狙いOTSを駆使して周回を重ね、野尻と太田との見えないギャップを広げにかかります。
27周目、複数の車両が立て続けにコースアウトすると、セーフティカー(SC)の導入を見越したオオムラ・フラガがピットイン、素早くタイヤ交換を終え、野尻の前でコースに復帰してオーバーカットを成功させます。ところが、SCが導入されたのはオオムラ・フラガがピット作業を始めたタイミングで、ピットアウトしたオオムラ・フラガはその時点で27周を消化して28周目としてSCに続きます。一方でステイアウトしていた福住仁嶺(Toyota)と岩佐の2台は、SC導入時点でSCの前方を28周目として走行しており、そのままピットインすると、SCランで低速走行中だったオオムラ・フラガらのトップグループより先に28周目終了のコントロールラインを通過、ピットアウト時点で全体のトップ2台に躍り出ました。
その後SCが退去し、36周目にレースが再開されると、太田が4番手野尻を攻め、37周目ストレートでポジションアップを果たします。一方、福住と岩佐は互いにOTSを駆使した激しいトップ争いを展開します。その後方で3番手オオムラ・フラガはOTSを温存しながらもトップ2台に追従しチャンスをうかがいます。3者は互いにOTSを使い切る熾烈なバトルを最終ラップの最終コーナーまで続けましたが、ポジションは変わることなく、福住、岩佐、オオムラ・フラガの順でチェッカーフラッグを受けました。
Honda/M-TECユーザーは、4位に太田、5位に野尻、6位に牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、10位に佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)が入賞してそれぞれ選手権ポイントを獲得しました。
次回の第9、10戦は、10月10日(土)~11日(日)、富士スピードウェイ(静岡県)で開催予定です。
暑い・寒いを含めたコンディション変化に対してパフォーマンスの上下が激しい印象があるので、そのあたりは課題です。現在のスーパーフォーミュラは大会ごと、そして週末の中でもコンディションが大きく変わるので、常に上位で戦うことが厳しくなっていると感じています。今日は9番手からスタートを決めて、コース上でもオーバーテイクして、戦略もできることをやった結果です。すごく嬉しい2位です。チームみんなでもぎ取った2位だと思います。
暑い・寒いを含めたコンディション変化に対してパフォーマンスの上下が激しい印象があるので、そのあたりは課題です。現在のスーパーフォーミュラは大会ごと、そして週末の中でもコンディションが大きく変わるので、常に上位で戦うことが厳しくなっていると感じています。今日は9番手からスタートを決めて、コース上でもオーバーテイクして、戦略もできることをやった結果です。すごく嬉しい2位です。チームみんなでもぎ取った2位だと思います。
正直なところ、なぜ自分が3位だったのかが分からず悔しいです。完璧なレースをしていて、前を走る太田選手、野尻選手はタイヤがタレてピットに入っているように見えましたが、僕はとてもペースが良くて、タイヤ交換もチームがとてもいい仕事をしてくれました。ギリギリでしたが野尻選手の前でコースに復帰できたので、トップからリスタートできるなと思っていました。でも気づいたら3番手でした。そこからは、前にクルマがいる状態でペースを上げるのが難しかったです。最後まで上位2台に食らいついて僅差でゴールができたので、パフォーマンスは悪くなかったと思います。
正直なところ、なぜ自分が3位だったのかが分からず悔しいです。完璧なレースをしていて、前を走る太田選手、野尻選手はタイヤがタレてピットに入っているように見えましたが、僕はとてもペースが良くて、タイヤ交換もチームがとてもいい仕事をしてくれました。ギリギリでしたが野尻選手の前でコースに復帰できたので、トップからリスタートできるなと思っていました。でも気づいたら3番手でした。そこからは、前にクルマがいる状態でペースを上げるのが難しかったです。最後まで上位2台に食らいついて僅差でゴールができたので、パフォーマンスは悪くなかったと思います。


















