岩佐が波乱のレースを制し今季初勝利!タイトル決定は最終戦へ
10月11日(日)、全日本スーパーフォーミュラ第10戦の決勝レース(41周)が、快晴の富士スピードウェイ(静岡県)で開催されました。セーフティカー(SC)が3度も入り、最後まで予想のつかない展開となりましたが、岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)がこれを制して今季初勝利を手にしました。また、年間タイトル決定の可能性があった太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)はアクシデントによりリタイアとなり、チャンピオンシップの決着は最終戦に持ち越されることになりました。

■第10戦決勝
午後3時すぎに決勝レースのスタートが切られると、思うように加速が伸びなかったポールポジションのイゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)の背後に2番手の岩佐が迫り、第2コーナーでオーバーテイクを成功させます。スタートでザック・オサリバン(Toyota)をかわし3番手に上がった太田は、4周目の1コーナーでオオムラ・フラガを捕らえ、2番手のポジションを奪います。
5周目、中団を走行していた野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max)が2コーナーで他車に接触されコースアウトしたため、SCが入ります。野村はここでリタイアとなりました。9周目にレースは再開され、11周目にピットウィンドウがオープンになると、12番手以降が続々とピットイン。トップグループでは17周目に2番手を走る太田がピットインすると、翌周、3番手のオオムラ・フラガも続きます。そして素早く作業を終えると、太田の前でコースインに成功し、実質上の2番手を奪回しました。しかしその周回の最終セクションで、先にタイヤが温まった太田がオオムラ・フラガにオーバーテイクを仕掛けると接触。両者ともにコースアウトしてしまい、太田はマシンがストップしてそのままリタイア。オオムラ・フラガも車体が大きく損傷し、ピットインして順位を大きく落としました。
これにより2度目のSCが導入されると、ピットインを済ませていないマシンで混雑するピットロードで4台が絡むアクシデントが発生。巻き込まれた小出峻(ThreeBond Racing)がリタイアとなりました。一方、16周を走り切った時点でピット作業を終えていた松下信治(DELiGHTWORKS RACING)が、SC導入直前にピットインを済ませ首位をキープしていた岩佐の背後、2番手まで一気に順位を上げました。
24周目、SC退出後のリスタートを勝機とみた松下は、1コーナーでトップの岩佐に並びかけますが、岩佐はトップを守ります。するとその直後、後続で2台が激しく接触するアクシデントが発生し、レースは3度目のSC導入となりました。
32周目にレースが再開されると、岩佐が1コーナーで2番手の松下を突き離しますが、その背後では松下と大湯都史樹(Toyota)、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、オサリバンによる激しい2番手争いが繰り広げられます。
2番手のポジションを守ってきた松下でしたが、ファイナルラップでオサリバンに軽く接触されながらポジションを奪われ、3位でゴール。今季2度目の表彰台獲得となりました。岩佐は今季初優勝となるチェッカーフラッグを受け、シリーズ連覇に望みをつなぎました。
ドライバーランキングトップは太田(122点)、2番手に岩佐(89.5点)、3番手にオオムラ・フラガ(77点)とHonda/M-TEC勢がトップ3に並び、シリーズチャンピオンの決定は最終戦に持ち越されることになりました。
第11、12戦は、11月21日(土)~22日(日)、鈴鹿サーキット(三重県)で開催予定です。
今シーズンはスピードはあるのに勝てないレースが続いていましたが、第9戦から今日にかけてチームが良い方向へ大きなステップを踏んでくれたので、私もドライバーとして最大限の力を出し切りました。しかしレース終盤、ミラーで後方を見る限り、松下選手とオサリバン選手のペースがかなり良さそうだったので、まだやれることがあると考えています。そうした点を踏まえて最終戦に臨みたいです。最終戦はポール・トゥ・ウィンで2連勝することしか考えていません。チャンピオンシップに関しては、今回ポイント差を詰めて権利は残りましたが、大差があります。ポイントのことは考えず、とにかく最終戦で勝つことだけを考えようと思います。
今シーズンはスピードはあるのに勝てないレースが続いていましたが、第9戦から今日にかけてチームが良い方向へ大きなステップを踏んでくれたので、私もドライバーとして最大限の力を出し切りました。しかしレース終盤、ミラーで後方を見る限り、松下選手とオサリバン選手のペースがかなり良さそうだったので、まだやれることがあると考えています。そうした点を踏まえて最終戦に臨みたいです。最終戦はポール・トゥ・ウィンで2連勝することしか考えていません。チャンピオンシップに関しては、今回ポイント差を詰めて権利は残りましたが、大差があります。ポイントのことは考えず、とにかく最終戦で勝つことだけを考えようと思います。
第9戦のレースペースがとても良かったため、今日はクルマを特に変えませんでした。レースが始まってみると前方で波乱がありましたが、自分はそれに巻き込まれることなく淡々と走って順位を上げていくことができました。セカンドスティントのペースがすごく良くて、オーバーテイクシステムをセーブして最後に仕掛けようと狙っていましたが、SCが続けて入ってしまい、チャンスがありませんでした。もう少し走れていたら、レースペースの良さを活かせたと思います。最後、最終手前のコーナーでザックと接触があって3番手になってしまいました。そこは悔しいですが、またいろいろと分析をして次に備えようと思います。
第9戦のレースペースがとても良かったため、今日はクルマを特に変えませんでした。レースが始まってみると前方で波乱がありましたが、自分はそれに巻き込まれることなく淡々と走って順位を上げていくことができました。セカンドスティントのペースがすごく良くて、オーバーテイクシステムをセーブして最後に仕掛けようと狙っていましたが、SCが続けて入ってしまい、チャンスがありませんでした。もう少し走れていたら、レースペースの良さを活かせたと思います。最後、最終手前のコーナーでザックと接触があって3番手になってしまいました。そこは悔しいですが、またいろいろと分析をして次に備えようと思います。


















