Race
SUPER FORMULA 2025
Round 4

Honda勢が2戦連続で表彰台独占! 太田の完璧なレース運びで、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGが開幕4連勝

jp Mobility Resort Motegi

4月19日(土)の第3戦に続き開催された全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)第4戦は、2番手スタートの#6 太田格之進が優勝、2位には#5 牧野任祐と、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGが2戦連続1-2フィニッシュ、さらに#15 岩佐歩夢(TEAM MUGEN)が3位入賞し、Honda/M-TECユーザーが2戦連続で1-2-3フィニッシュを成し遂げました。

Honda勢が2戦連続で表彰台独占! 太田の完璧なレース運びで、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGが開幕4連勝

■第4戦予選

4月20日(日)のモビリティリゾートもてぎは朝から曇天となり、夏日となった前日から変わり気温20℃、路面温度24℃の春らしい陽気となりました。9時10分に始まったQ1 A組では、#6 太田がトップタイムを記録。#65 イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)が2番手、#16 野尻智紀(TEAM MUGEN)が4番手、#50 小出峻(San-Ei Gen with B-Max)が5番手でQ2セッション進出を決めました。Q1 B組では、#5 牧野と#15 岩佐が上位2タイムを叩き出し、Q2セッションに臨むことになりました。

上位12台のスターティンググリッドを決めるQ2セッションは、9時45分から7分間で競われ、#6 太田が2番手、#5 牧野が3番手、#65 オオムラ・フラガが6番手、#16 野尻が7番手、#15 岩佐が9番手、#50 小出が12番手から決勝を迎えます。

■第4戦決勝

20日(日)、14時55分、気温26℃、路面温度32℃というコンディションの下、第4戦決勝レース(37周/75分)がスタートしました。この第4戦は、前日の第3戦より4周多い周回数(第3戦は33周)、かつ第2戦(鈴鹿)と同様に、ピットインのタイミング(ピットウインドウ)に制限がなく、戦略の幅が広がるレースフォーマットで実施されます。

スタート直後、第1コーナーに進入した後方集団でアクシデントが発生。第3戦に続き、オープニングラップでセーフティカー(SC)が導入され、これにより、すぐさまピットインを選択しタイヤ交換を行う車両と、ステイアウトする車両に分かれます。

2番手からスタートした#6 太田は、ポールポジションからスタートした#3 山下健太(トヨタ)に続いてピットに向かいます。大半のマシンがピットインし混乱するピットレーンの中、迅速なピット作業により#6 太田は#3 山下の前に出ることに成功。一方で3番手を走っていた#5 牧野は、前を走るチームメートがピットインを選択したこともあり、戦略を分けることになりました。9番手スタートの#15 岩佐とともにステイアウトを選択し、トップグループとして周回を重ねます。

レースは6周目に再開となります。コース上のトップには#5 牧野が立ち、2番手には#15 岩佐が続きます。#5 牧野は23周までピットインのタイミングを延ばしますが、ターゲットとする#6 太田とのギャップは約16秒。#5 牧野は#6 太田の5番手後方から追い上げを図り、27周目には#6 太田の真後ろにつけます。

もう一人、ステイアウトを選択した#15 岩佐は、周回を重ねても1分36秒台のラップタイムを安定して刻み続け、28周にピットに入りました。#15 岩佐は#6 太田の後ろでコースに復帰したものの、23周目にピットインしタイヤが温まっている#5 牧野に先行を許し、3番手からポジションアップを狙います。

フレッシュタイヤの#5 牧野に対し、1周目にタイヤ交換を行っている#6 太田はタイヤの消耗が進んでいるはずです。しかし#6 太田は、ラップタイムを落とすことなくトップを走り続けます。思うようにはギャップを縮められない#5 牧野は逆に、5周分タイヤが新しい#15 岩佐に迫られる状況に。ファイナルラップまで激しい2番手争いが繰り広げられましたが、トップ3台の順位は入れ替わることなく37周を終え、チェッカーフラッグが振られました。

#6 太田は今季2勝目を挙げ、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGは今シーズン開幕からチームとして4連勝を記録しました。#65 オオムラ・フラガが9位、#16 野尻が10位に入賞し、選手権ポイントを獲得しています。


Kakunoshin Ohta
Kakunoshin Ohta 6
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
前日第3戦のチーム1-2という結果はうれしかったのですが、いちドライバーとして勝てなかった悔しさもありました。それを今日、リベンジではないですが優勝できてうれしいです。1周目にピットインしてレースが再スタートしてからは、タイヤのマネジメントを心がけました。最後に追いつかれた時のことを考えながらも、高い次元でのラップタイムを、タイヤをセーブしながら実現できました。正直、ドライビングとしてのエラーは1回もなかったかなと思うので、完璧な仕事ができたと思います。ファイナルラップに(自己)ベストラップを出せましたしね。しかしなによりも、チームが作ってくれたマシンが最高でした!


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