Race
SUPER FORMULA 2023
Round 9

シーズン最終戦、太田が初優勝を飾る

jp Suzuka Circuit

10月28日(土)~29日(日)にかけて、全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズ第7大会(第8戦および第9戦)が鈴鹿サーキットで開催されました。今回は土曜日に第8戦の公式予選および決勝、日曜日に第9戦の公式予選および決勝と、1大会に2レースが開催される形式で、シリーズ最終戦となる第9戦には、伝統ある”JAFグランプリ”のタイトルがかけられます。

シーズン最終戦、太田が初優勝を飾る

第9戦では、Honda/M-TECエンジンを用いるユーザーとして、#1 野尻智紀、#15 リアム・ローソン(TEAM MUGEN)、#5 牧野任祐、#6 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、#12 福住仁嶺(ThreeBond Racing)、#50 松下信治、#51 ラウル・ハイマン(B-Max Racing Team)、#53 大草りき、#55 ジェム・ブリュックバシェ(TGM Grand Prix)、#65 佐藤蓮(TCS NAKAJIMA RACING)ら、6チーム10名の選手が出走しました。

前日同様29日(日)も朝から快晴となり、8時50分から第9戦の公式予選が始まりました。Q1A組セッションでは#1 野尻、#6 太田、#50 松下、#65 佐藤がQ2セッションへ進出、Q1Bセッションでは#15 ローソン、#5 牧野、#12 福住がQ2セッションへ進出しました。Q2セッションではまず#1 野尻がベストタイムを出してトップに立ちましたが、その直後#15 ローソンがそれを上回るタイムをマーク。さらに、その後、#6 太田が#15 ローソンに続くタイムをマークしました。この結果、ポールポジションは#15 ローソンのものとなって、#6 太田が2番手でフロントロー、#1 野尻は3番手、#37 宮田は4番手とセカンドローに並び、シリーズ最終戦の決勝レースを迎えることになりました。
 
29日(日)14時30分、シリーズ最終戦JAFグランプリの決勝レースがスタートしました。2番手から#6 太田が好スタートを切ったのに対して、ポールポジションの#15 ローソンはわずかに加速が鈍く、3番手の#1 野尻が#15 ローソンに並びかかるかたちで第1コーナーへ向かいました。#6 太田はトップで第1コーナーを抜け、#1 野尻を押さえ込んだ#15 ローソンがそれに続きました。#15 ローソンに先行された#16 野尻は逆に後方から加速してきた#37 宮田にアウトからオーバーテイクされ4番手へ後退しました。
 
#6 太田はトップを力走し、14周を走ってピットイン。規定のタイヤ交換を行ってコースに復帰しました。コースに戻った際、前の周にタイヤ交換を行った#15 ローソンが迫ってきましたが、#6 太田はバックマーカーをかき分けながら#15 ローソン、#37 宮田を抑え事実上のトップを守り続けました。
 
#6 太田、#15 ローソン、#37 宮田がタイヤ交換を終える一方、#1 野尻はピットインを遅らせる戦略を選んでトップに立ち、23周目にピットへ入りタイヤ交換を行いました。しかし、#1 野尻陣営の戦略は実らず、コースに事実上の4番手で復帰すると、タイヤが温まらずにペースが上がらない間に#50 松下の先行を許しました。
 
タイヤが温まった#1 野尻はペースを取り戻し、26周目の最終コーナー手前で#50 松下をオーバーテイクし4番手に復帰しましたが、その時には3番手の#37 宮田との間隔は15秒以上開いており、さらにポジションを上げることは困難となっていました。結局、#6 太田は#15 ローソンを振り切ってチェッカーフラッグを受け、スーパーフォーミュラデビュー9戦目にして初めての優勝を果たしました。2位には1秒539差で#15 ローソンが続き、#16 野尻は4位、#50 松下が7位、#5 牧野が10位に入賞し選手権ポイントを獲得しました。この結果、3位に入賞した#37 宮田が総得点を114.5点としてシリーズチャンピオンとなり、106.5点の#15 ローソンはランキング2位、#1 野尻が106点のランキング3位となりました。チームランキングでは総得点188.5点のTEAM MUGENが109.5点のVANTERIN TEAM TOM'Sを抑えシリーズチャンピオンに輝き、2023年シーズンを終えました。


Kakunoshin Ohta
Kakunoshin Ohta 6
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
初優勝をうれしく思います。今年はスタートで悩むことが多くて、少し不安がありましたが、昨日同様うまくいって前に出ることができました。その後は、ローソン選手のペースがよく、気を抜けない展開となりました。終盤は、後続がどれくらい余裕を持って走っているのかが分からず、メンタル的には本当に苦しいレースでした。最終ラップに入ったとき、『勝ったな』と思い、同時に『もし勝っても泣かないだろう』と思っていたのですが、コントロールラインを通過した瞬間に涙が出てきました。苦しい前半戦から、後半は右肩上がりで来て、最後優勝で締めくくられたのは本当によかったと思います。マシンの状態がとてもよく、来年につながるレースになりました。来年もこの勢いでチャンピオン争いができるように頑張ります

Liam Lawson
Liam Lawson 15
TEAM MUGEN
今年はすばらしいシーズンでしたが、非常にタフなシーズンでもありました。これまでにスーパーフォーミュラを経験していたドライバーと仲がいいのですが、彼らからは、『難しくてレベルの高いシリーズだから、結果が出るまで時間がかかるけれど頑張れ』と言われていました。私にとっては大きなチャンスだと思ったので、全部を吸収しようと思って取り組みました。この週末、私たちのマシンは予選でもレースでも常にスピードのあるすばらしい状態にあり、チャンスがあっただけにチャンピオンシップを獲得できなかったのは残念です。F1につながるさまざまなことをスーパーフォーミュラから学ぶことができたと考えています 

Tomoki Nojiri
Tomoki Nojiri 1
TEAM MUGEN
第8戦は、ファンの皆さんが望んだかたちでレースが終わらなかったことを残念に思います。スタートがよかったのでトップで第1コーナーに入れましたが、もしかしたら宮田選手の方がいいペースなのかなと感じたので、先頭を走りながらもその後の展開は決して易しいものにはならないだろうと思っていました。第8戦終了時点ではチャンピオンシップでポイント差を縮められたので、自分たちに流れが来ているとは思っていました。ただ、第9戦は小さなところの積み重ねができなかったなという印象です。3連覇できなかったことは悔しいですけれど、全力を尽くしたと思います 


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