BPアルティメイト・ラリーレイド2024でシャレイナが優勝
ポルトガルで開催された世界ラリーレイド選手権(W2RC)の第3戦BPアルティメイト・ラリーレイド2024でトーシャ・シャレイナ(Monster Energy Honda Team)が優勝を果たしました。

Monster Energy Honda Teamは、5つのステージに及ぶ総距離1000kmのポルトガルとスペインでのラリーを終えて祝賀ムードに包まれました。シャレイナは初日をトップで終えると、2位のセバスチャン・ビューラー(HERO)に4分以上の差をつけて最終日まで首位をキープしました。
レースは、いずれもチャレンジングな地形であるポルトガルのアレンテージョ地方、リバテージョ地方、スペインのエクストレマドゥーラ地方で開催。このエキサイティングな戦いで、ライダーたちは川や水たまりの多いさまざまな地形に挑みました。
スペイン人ライダーのシャレイナは各ステージで、そのスキルと決断力を発揮し卓越したパフォーマンスを披露しました。
最終日のステージ優勝を果たしたエイドリアン・ヴァン・ベバレン(Monster Energy Honda Team)は、初日のペナルティーで総合優勝のチャンスから遠のいたものの、見事なパフォーマンスで記憶に残るラリーをみせました。この優勝でヴァン・ベバレンはW2RCでの最多となるステージ13勝目を飾り、そのすべてをHondaチームで獲得しています。
ステージ5の前半終了後、ショートブレイクを挟んだ選手たちはグランドラに設営されたビバークを囲む3kmのショーセクションに挑戦。プロローグに似ているものの方向が逆のルートで、見応えのあるレースとなりました。
クラッシュを喫したスカイラー・ハウズ(Monster Energy Honda Team)は、逆境にも負けずやり抜く見事なスピリットを示し、ラリー選手の特徴である勇気と決断力を発揮しています。
ファイナルステージにショーセクションが追加されたことで、レースは壮大なスペクタクルに。選手たちは盛り上がるファンの前で、スキルを披露することができました。
競技として順位を争うだけでなく、ライダーがファンの温かさとサポートを実感できることの重要性が際立ち、印象的なレースとなりました。ポルトガル人とスペイン人の観客の熱狂と情熱が疲労と困難に立ち向かう選手を奮い立たせたことで、参加したすべての人にとって忘れ難いレースとなったことでしょう。
W2RCがヨーロッパで開催されたことにより、ライダーたちは変化に富み、スキルを試される地形に挑むチャンスを得ることができました。
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ラリー全体を通してチームはすばらしい仕事をしてくれました。次回、アルゼンチンで開催されるデサフィオ・ルタ40に向けての準備が必要だった今日は特にそうです。序盤からほかを寄せ付けなかったトーシャ選手をはじめ、チームが残してくれた結果にとても満足しています。ヴァン・ベバレン選手のスキルは今大会を通じてとても高く、砂漠を得意とするハウズ選手には、いい意味で期待を裏切られました。パブロ選手は力を出しきれなかったのが残念です。デサフィオ・ルタ40に向けてチームは好調で、リッキー選手はチームメートに全力で貢献してくれるでしょう
ラリー全体を通してチームはすばらしい仕事をしてくれました。次回、アルゼンチンで開催されるデサフィオ・ルタ40に向けての準備が必要だった今日は特にそうです。序盤からほかを寄せ付けなかったトーシャ選手をはじめ、チームが残してくれた結果にとても満足しています。ヴァン・ベバレン選手のスキルは今大会を通じてとても高く、砂漠を得意とするハウズ選手には、いい意味で期待を裏切られました。パブロ選手は力を出しきれなかったのが残念です。デサフィオ・ルタ40に向けてチームは好調で、リッキー選手はチームメートに全力で貢献してくれるでしょう

ファイナルステージを終えて、優勝を持ち帰ることができました。スタッフの大部分がポルトガル人ということもあり、この世界選手権で初優勝を飾ることができて、この上なくうれしいです。お祝いと同時に、アルゼンチンに向けて集中します
ファイナルステージを終えて、優勝を持ち帰ることができました。スタッフの大部分がポルトガル人ということもあり、この世界選手権で初優勝を飾ることができて、この上なくうれしいです。お祝いと同時に、アルゼンチンに向けて集中します

今日のレース、マシンの感触、どちらも満足です。初日は刺激的でしたが、前向きに考えることが重要で、気分はよかったです。マシンはすばらしいので、デサフィオ・ルタ40に向けてモチベーションがとても高まっています
今日のレース、マシンの感触、どちらも満足です。初日は刺激的でしたが、前向きに考えることが重要で、気分はよかったです。マシンはすばらしいので、デサフィオ・ルタ40に向けてモチベーションがとても高まっています

慣れている地形とは全く違うので難しいレースになると思っていましたが、自分のパフォーマンスにとても満足です。表彰台に近づくことができていいレースになりました。残念ながら今日もクラッシュを喫しましたが、この通り無事でした。このチームが大好きですし、チャンスに感謝します。チームメートとともに走り、トーシャ選手の優勝を間近に感じられるのはこの上なくハッピーで、次回のレースが楽しみです
慣れている地形とは全く違うので難しいレースになると思っていましたが、自分のパフォーマンスにとても満足です。表彰台に近づくことができていいレースになりました。残念ながら今日もクラッシュを喫しましたが、この通り無事でした。このチームが大好きですし、チャンスに感謝します。チームメートとともに走り、トーシャ選手の優勝を間近に感じられるのはこの上なくハッピーで、次回のレースが楽しみです

とても張り詰めたタフな1週間でした。リズムをつかみ、地形を理解するのに時間がかかった上に何度かクラッシュもしましたが、それでもフィニッシュするという目標を達成することができました。今は次戦のアルゼンチンに向けて集中する必要があります。デサフィオ・ルタ40の開催地は地形が開けているので好きなレースです
とても張り詰めたタフな1週間でした。リズムをつかみ、地形を理解するのに時間がかかった上に何度かクラッシュもしましたが、それでもフィニッシュするという目標を達成することができました。今は次戦のアルゼンチンに向けて集中する必要があります。デサフィオ・ルタ40の開催地は地形が開けているので好きなレースです
W2RC 総合リザルト
Pos. | Num. | Rider | Team | Constr. | Time | Gap | Penalty |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 68 | Toscha Schareina | Monster Energy Honda Team | Honda | 10:01'15 | - | - |
2 | 14 | Sebastian Bühler | Hero Motosports Team Rally | Hero | 10:05'53 | +00:04'38 | +00:04'00 |
3 | 40 | Bruno Santos | Husqvarna | 10:11'42 | +00:10'27 | - | |
4 | 30 | António Maio | Yamaha | 10:15:27 | +00:14'12 | +00:06'00 | |
5 | 42 | Adrien Van Beveren | Monster Energy Honda Team | Honda | 10:15'57 | +00:14'42 | +00:12'00 |
6 | 10 | Skyler Howes | Monster Energy Honda Team | Honda | 10:19'05 | +00:17'50 | - |
9 | 7 | Pablo Quintanilla | Monster Energy Honda Team | Honda | 10:34'02 | +00:32'47 | +00:01'00 |






