Stage 7
W2RC 2025
Round 1

トーシャ・シャレイナが第7ステージでトップ争いに参戦 ― Monster Energy Honda HRCにとっては明暗入り混じる一日に

sa Dakar Rally in Saudi Arabia

2025年ダカールラリーの第7ステージ。サウジアラビアの地に雨が降り注ぐ中、ライダーたちはアルドゥワディミ周辺を走る全長411kmのループ状のタイム計測区間への挑戦を開始しました。

トーシャ・シャレイナが第7ステージでトップ争いに参戦 ― Monster Energy Honda HRCにとっては明暗入り混じる一日に

安全確保に必要なヘリコプターをステージ上に配置するために進行にやや遅れが生じた後、直近の2ステージ連続で勝利を手にしたMonster Energy Honda HRCのライダーたちは自信に満ちた状態でステージに挑みました。

トーシャ・シャレイナはステージの先頭を走る役割を免れ、最初の砂丘セクションを楽々と進み、ダニエル・サンダースに3秒差をつけて同セクションを抜け出しました。今年のダカールラリーのトップ2ライダー同士の接戦となった中、シャレイナはペースを上げ、先頭を走るリッキー・ブラベックとエイドリアン・ヴァン・ベバレンに追いつくことに成功。2回目の給油後、このスペイン人ライダーは2分4秒のボーナスタイムを獲得、ステージ勝者のダニエル・サンダースと3分47秒差でゴールし、総合2位の座を維持しました。

この日はパブロ・キンタニラにとってもポジティブな一日となりました。Honda CRF450 RALLYを駆ってトップタイムに近いペースを保ち、ステージ勝者と5分27秒差の3位でアルドゥワディミのゴールラインを通過しました。ダカールラリーのレジェンドであり、2022年大会では準優勝を果たしたキンタニラは、今大会の一部のステージで安定したリズムを掴むのに苦戦していましたが、今回は雨で砂ぼこりが減り走りやすくなったおかげで、砂丘地帯のステージで表彰台入りを果たすことができ、とても満足した様子を見せました。

2番手からスタートしたエイドリアン・ヴァン・ベバレンは、一日中先頭を走り続けた前日のような素晴らしいステージを再現しようと全力を尽くしました。ステージ開始からわずか34kmの地点で、この日最初に出発したチームメイトのリッキー・ブラベックに追いつき、二人はナビゲーションを攻略しつつ、できる限り先頭をキープするために協力して走りました。砂地を得意とするヴァン・ベバレンは、粘り強い走りで4番目のベストタイムを獲得。首位から7分差をつけられたものの、見事なパフォーマンスを見せ、総合3位の座をキープしました。

前日のステージ優勝により、この日は先頭でステージを開拓する難しい役を担ったリッキー・ブラベックは、序盤で前を走る轍がない状況に苦戦し、ナビゲーションノートに混乱させられました。Uターンで元のコースに引き返した後、チームメイトのエイドリアン・ヴァン・ベバレンと連携し、ゴールまで一緒に走行しましたが、前日に総合順位で稼いだ10分のアドバンテージを失い、厳しい一日となりました。それでも総合4位を維持し、次のステージでの有利なスタートポジションを活かしたいと考えています。

スカイラー・ハウズは果敢な走りでトップ10に入りましたが、ステージ開始から60kmの地点でのクラッシュによりエアバッグが作動し、ハイドレーションバッグが破裂するというアクシデントに見舞われました。クラッシュの衝撃で息が詰まる状態になりながらも最後まで懸命に走りぬきました。しかし、このクラッシュにより総合順位が6位まで下がり、現在トップとの差は38分48秒で、5位のルチアーノ・ベナビデスと競り合う形となっています。

残すレースはあと5日間。次の第8ステージはアルドゥワディミからサウジアラビアの首都リヤドに向けて東進するルートです。ライダーたちは合計737kmのステージに臨み、その後も休みなくアラビアの地を走り続けます。タイム計測区間も残すところ1,323kmとなり、今年のダカールラリーも終盤へと向かっています。


Ruben Faria
Ruben Faria -
Monster Energy Honda HRC
今年のダカールラリー第7ステージは我々にとって良い一日となりました。明日は483kmのタイム計測区間を含む非常に長いステージがライダーたちを待ち受けており、かなり過酷な一日になるでしょう。我々のチームからは3名のライダーがトップ5内でスタートし、リッキーは10番手、スカイラーはその一つ後ろからのスタートとなります。明日はリッキーとスカイラーがタイムロスの挽回を狙っているので、その結果を見守りたいと思います。トーシャ、パブロ、エイドリアンはダニエル・サンダースに追いつき、できれば総合タイムを縮めることが目標です。 

Pablo Quintanilla
Pablo Quintanilla 7
Monster Energy Honda HRC
今日はいい一日でした。不満はありません。バイクに乗るのが楽しくて、調子も良かったので全力を出すことができました。非常に満足しています。今回のステージは簡単ではなく、ナビゲーションが難しい地点がいくつかあり、また砂丘やオフピストセクションも多かったです。しかし、自分自身の調子は良く、今日の走行を楽しむことができ、ようやく良い結果を出せました。自分のライディングやナビゲーションに満足しています。本当に楽しい一日でした。 

Ricky Brabec
Ricky Brabec 9
Monster Energy Honda HRC
第7ステージはまずまずでした。ステージの先頭を開拓する役割は総合順位の表彰台争いには不利になるので、ベストな結果とは言えませんが、一日を無事に乗り切り、ここに辿りつけたことに満足しています。まだ5日間のレースが残っているので、再び表彰台入りを目指すチャンスは十分にあります。ロードブックは非常にトリッキーで、後方からスタートするライダーたちとスピードで戦うのは、ほぼ不可能な状況です。 
ただ、タブレットをめぐるふざけた状況には本当にうんざりしています。この問題が何よりも私をいら立たせており、運営側は何かしらの対処をしなければならないと思います。ただ、近いうちに私たちは必ずトップに戻ります。満足がいくまで戦い続け、勝利を掴む走りを続けるつもりです。 

Skyler Howes
Skyler Howes 10
Monster Energy Honda HRC
スペシャルステージの序盤で小さなクラッシュを起こしてしまいました。丘を越えようとしていた時に、そこに岩混じりの轍があり、リアタイヤがスリップしてしまい、その勢いでバイクから投げ出されました。宙を飛んでいる間にエアバッグが作動したのを感じて、着地の衝撃からはある程度守られるだろうと思いました。それでも、地面に激しく叩きつけられ、しばらく息ができなくなるほどの衝撃を受けた上に、背中に負っていたハイドレーションバッグが破裂してしまいました。息切れしていたのでしばらく地面に横たわり、呼吸を整える必要がありました。その後も走り続けましたが、そこからはリズムを掴みフルペースで走り続けるのが難しく感じました。最終的にはリズムを掴みましたが、今はかなり体が痛く、早く熱いシャワーを浴びてマッサージを受けたい気分です。 
走り続ける覚悟はできていますが、毎日その日に起きることをただ受け入れるという当初の心持ちに立ち返ろうと思います。 

Adrien Van Beveren
Adrien Van Beveren 42
Monster Energy Honda HRC
まだたくさんの走行距離が残っていますが、今日も非常に良いステージになりました。少し後方からのスタートで良かったです。昨日はあそこまで前に出るとは思っていませんでしたが、それもラリーレイドの一部です。毎日全力を尽くしており、いい感じで来ています。今日のステージがうまくいって満足しています。 

Tosha Schareina
Tosha Schareina 68
Monster Energy Honda HRC
今日はリエゾン区間で雨が降り、とても寒かったです。ステージの最初の部分は雨が降った後で非常にコンディションが良く、砂地のセクションはとても走りやすかったです。最初の給油後、ナチョ・コルネホの上げる砂ぼこりを見つけたので、彼に追いつこうとプッシュし、実際に追いつきました。その後、さらに前を走るライダーたちに追いつこうと二人でプッシュし、最後の200kmは一緒に走りました。雨が降り砂ぼこりがなかったため、一緒に走りやすかったです。今日2位でフィニッシュできたことに満足しています。 

RallyGP ステージリザルト

Pos.

Rider

Num

Nation

Team

Constructor

Time/Gap

1

SANDERS Daniel

AUS

KTM Factory Racing Team

KTM

04:10:33

2

SCHAREINA Tosha

68

SPA

Monster Energy Honda HRC

Honda

+ 03:47

3

QUINTANILLA Pablo

7

CHI

Monster Energy Honda HRC

Honda

+ 05:27

4

VAN BEVEREN Adrien

42

FRA

Monster Energy Honda HRC

Honda

+ 06:56

5

BENAVIDES Luciano

1

ARG

KTM Factory Racing Team

KTM

+ 07:24

6

CORNEJO FLORIMO José Ignacio

11

CHI

Hero Motorsports Team Rally

Hero

+ 08:04

7

GONÇALVES Rui

19

POR

Sherco TVS Rally Factory

Sherco

+ 08:46

8

SANTOLINO Lorenzo

15

SPA

Sherco TVS Rally Factory

Sherco

+ 09:27

9

BRABEC Ricky

9

USA

Monster Energy Honda HRC

Honda

+ 10:01

10

HOWES Skyler

10

USA

Monster Energy Honda HRC

Honda

+ 11:23


RallyGP 総合リザルト

Pos.

Rider

Num

Nation

Team

Constructor

Time/Gap

1

SANDERS Daniel

AUS

KTM Factory Racing Team

KTM

39:29:22

2

SCHAREINA Tosha

68

SPA

Monster Energy Honda HRC

Honda

+ 15:33

3

VAN BEVEREN Adrien

42

FRA

Monster Energy Honda HRC

Honda

+ 26:07

4

BRABEC Ricky

9

USA

Monster Energy Honda HRC

Honda

+ 33:19

5

BENAVIDES Luciano

1

ARG

KTM Factory Racing Team

KTM

+ 37:32

6

HOWES Skyler

10

USA

Monster Energy Honda HRC

Honda

+ 38:48

7

QUINTANILLA Pablo

7

CHI

Monster Energy Honda HRC

Honda

+ 46:19

8

CORNEJO FLORIMO José Ignacio

11

CHI

Hero Motorsports Team Rally

Hero

+ 52:43

9

SANTOLINO Lorenzo

15

SPA

Sherco TVS Rally Factory

Sherco

+ 01:18:55

10

SVITKO Stefan

142

SLO

Slovnaft Rally Team

KTM

+ 01:49:07


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