ステージ1でブラベックが2位に浮上
第46回となるダカールラリーのステージ1は、Monster Energy Honda Teamにとって、浮き沈みのあるステージになりました。

ステージ1は、プロローグの続きのような、キャニオン周辺に岩場と砂地の広がる地形でした。2020年のダカールラリーで総合優勝を果たした経験を活かしながら総合順位アップを目指したリッキー・ブラベックは、このステージのほとんどをフロントランナーの1人として走り、2位でフィニッシュしました。
乾いた渡河セクション、グラベル、岩場で構成される414kmのスペシャルステージの壮麗な景色に魅了されながら、選手たちはアルウラからアルヘナキヤのビバークに向かって戦いを繰り広げました。
ホセ・イグナシオ・コルネホは首位グループでともに順位を争うチームメートのパブロ・キンタニラとペースを合わせ、あまり得意としない地形ながら4位でフィニッシュしました。一方、後半にかけてのセクションでナビゲーションに苦戦したキンタニラは、首位ロス・ブランチ(HERO)との差が20分を超え、9位に沈みました。
今年のダカールラリーに向けて、集中的なトレーニングに取り組んだエイドリアン・ヴァン・ベバレンは、トラブルなく確実にフィニッシュするために慎重なペースを維持し、キンタニラに次いで10位でフィニッシュしました。
前日のプロローグで悔しい結果となったスカイラー・ハウズにとって、ステージ1もあまり状況は好転しませんでした。集団の先頭を走らなければならないポジションからのスタートでしたが、困難なラリーとなり、首位と約40分差の17位でフィニッシュしました。
昨日のプロローグで自身初となるダカールラリーでのステージ優勝を果たし、期待の集まるトーシャ・シャレイナでしたが、クラッシュにより手首を骨折。ヘリコプターで搬送され、スペシャルステージ240kmの地点でリタイアを喫しました。
総合順位では、ブラベックが首位と約12分差の2位につけ、コルネホも13位から4位へと浮上しました。
キンタニラとヴァン・ベバレンは互いに3秒差でそれぞれ9位と10位、ハウズは今後数日で18位からの順位アップを目指します。
総距離がさらに伸びるステージ2を翌日に控えた選手たちは、アルヘナキヤのビバークで休息をとり、3日目に備えます。463 kmのスペシャルステージを含む総距離655kmとなるステージ2ではロードセクションも増えていきます。アルヘナキヤからアルドゥワディミにかけて、長い高速コースと砂地が入り混じる30kmはデューン(砂丘)を楽しめるルートですが、サウジアラビアの高温下で人もマシンも試されることとなります。
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ダカールラリー2024の本番ステージ初日は、全員にとって非常にハードな一日となりました。そのような状況のなか、ブラベック選手、コルネホ選手、キンタニラ選手はいい仕事をしてくれました。ヴァン・ベバレン選手はリアブレーキに石の影響があり、少しタイムをロス。ハウズ選手はスタートの時点でいくつかトラブルがあり、谷間で道に迷いました。スペシャルステージ240kmの地点でシャレイナ選手がリタイアを余儀なくされたのは一番の打撃です。リズムもよくライディングはとても好調で、テクニカルの要素でも安心していましたが、ジョアン・バレーダ選手(HERO)に追いついたところで気が緩んでしまったのか、リアタイヤに石が挟まってクラッシュしてしまいました。手首を骨折し、始まったばかりの段階でリタイアは残念ですが、これがタフなダカールラリーです
ダカールラリー2024の本番ステージ初日は、全員にとって非常にハードな一日となりました。そのような状況のなか、ブラベック選手、コルネホ選手、キンタニラ選手はいい仕事をしてくれました。ヴァン・ベバレン選手はリアブレーキに石の影響があり、少しタイムをロス。ハウズ選手はスタートの時点でいくつかトラブルがあり、谷間で道に迷いました。スペシャルステージ240kmの地点でシャレイナ選手がリタイアを余儀なくされたのは一番の打撃です。リズムもよくライディングはとても好調で、テクニカルの要素でも安心していましたが、ジョアン・バレーダ選手(HERO)に追いついたところで気が緩んでしまったのか、リアタイヤに石が挟まってクラッシュしてしまいました。手首を骨折し、始まったばかりの段階でリタイアは残念ですが、これがタフなダカールラリーです

多くの岩を避けながらノートを読むのは大変です。岩の上でのクラッシュは避けたいですが、同時にノートも読まなければならず、バランスが求められます。ナビゲーションが難しいので、ライディングも同様にハードでした。明日はとにかく、大きなミスをせずに次のビバークを目指すだけです。周りには心強い仲間がいますし、今日は岩場でいい仕事をしたと思います。明日も岩場が多ければ、少しペースを落とし、ポジションを守るためにナビゲーションをうまくこなしたいと思います
多くの岩を避けながらノートを読むのは大変です。岩の上でのクラッシュは避けたいですが、同時にノートも読まなければならず、バランスが求められます。ナビゲーションが難しいので、ライディングも同様にハードでした。明日はとにかく、大きなミスをせずに次のビバークを目指すだけです。周りには心強い仲間がいますし、今日は岩場でいい仕事をしたと思います。明日も岩場が多ければ、少しペースを落とし、ポジションを守るためにナビゲーションをうまくこなしたいと思います

ステージ1はこれまでのダカールでも経験したことのないくらい、とても好調でした。ルートには石が多く、わだちを外れるとさらに増えるという状況でした。私自身のライディングスタイルとは必ずしも合っていたとはいえませんが、ブラベック選手と共に進めたステージのほとんどで自信を持って進められました
ステージ1はこれまでのダカールでも経験したことのないくらい、とても好調でした。ルートには石が多く、わだちを外れるとさらに増えるという状況でした。私自身のライディングスタイルとは必ずしも合っていたとはいえませんが、ブラベック選手と共に進めたステージのほとんどで自信を持って進められました

わかりづらく危険な箇所がところどころにあって、ナビゲーションに苦労したステージでした。今日のステージで最も難しいと思ったセクションをとても好調にこなすことができ、大きなトラブルもなくフィニッシュすることができました。すばらしいライダーであるシャレイナ選手のクラッシュはとても残念です。これまでも偉業を成し遂げてきましたが、これからもそうあり続けると確信します
わかりづらく危険な箇所がところどころにあって、ナビゲーションに苦労したステージでした。今日のステージで最も難しいと思ったセクションをとても好調にこなすことができ、大きなトラブルもなくフィニッシュすることができました。すばらしいライダーであるシャレイナ選手のクラッシュはとても残念です。これまでも偉業を成し遂げてきましたが、これからもそうあり続けると確信します

ごろごろとする石が多いルートは走りづらく、とてもタフなステージでした。石の多いルートを走るコツはありますが、予想できない状況ではマシンが跳ねてしまいます。これもダカールの一部なので、なんとかこなしてステージをフィニッシュするしかありません。とはいえ、それほどタイムをロスすることもなく今日を終えることができました。明日も、またチャンスがあります
ごろごろとする石が多いルートは走りづらく、とてもタフなステージでした。石の多いルートを走るコツはありますが、予想できない状況ではマシンが跳ねてしまいます。これもダカールの一部なので、なんとかこなしてステージをフィニッシュするしかありません。とはいえ、それほどタイムをロスすることもなく今日を終えることができました。明日も、またチャンスがあります

岩が多く、長くハードなステージでした。昨日のプロローグに続き、好調ではありませんでしたが、少しずつマシンでの自信を取り戻しながら、明日からはタイムを上げたいです
岩が多く、長くハードなステージでした。昨日のプロローグに続き、好調ではありませんでしたが、少しずつマシンでの自信を取り戻しながら、明日からはタイムを上げたいです

マシンはとても調子がよく、燃料補給の際にはなんとかバレーダ選手を捕らえることもできました。自信が気持ちの緩みにつながり、クラッシュしたのだと思います。リタイアになる前のラリーはとても好調だっただけに、気持ちの上でこたえましたが、もう大丈夫です。検査の結果、手首の骨折と診断されましたが、それよりもクラッシュによる精神的ショックの方が大きいです
マシンはとても調子がよく、燃料補給の際にはなんとかバレーダ選手を捕らえることもできました。自信が気持ちの緩みにつながり、クラッシュしたのだと思います。リタイアになる前のラリーはとても好調だっただけに、気持ちの上でこたえましたが、もう大丈夫です。検査の結果、手首の骨折と診断されましたが、それよりもクラッシュによる精神的ショックの方が大きいです
RallyGP ステージリザルト
Pos. | Num. | Rider | Team | Time | Gap | Penalty |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 46 | Ross Branch | Hero Motosports Team Rally | 04:56'01 | - | - |
2 | 9 | Ricky Brabec | Monster Energy Honda Team | 05:06'55 | +00:10'54 | - |
3 | 98 | Mason Klein | Korr Offroad Racing | 05:07'20 | +00:11'19 | - |
4 | 11 | Jose Ignacio Cornejo | Monster Energy Honda Team | 05:09'44 | +00:13'43 | - |
5 | 15 | Lorenzo Santolino | Sherco Rally Factory | 05:10'12 | +00:14'11 | - |
6 | 47 | Kevin Benavides | Red Bull Ktm Factory Racing | 05:11'38 | +00:15'37 | - |
9 | 7 | Pablo Quintanilla | Monster Energy Honda Team | 05:16'34 | +00:20'33 | - |
10 | 42 | Adrien Van Beveren | Monster Energy Honda Team | 05:17'00 | +00:20'59 | - |
17 | 10 | Skyler Howes | Monster Energy Honda Team | 05:35'30 | +00:39'29 | - |
RallyGP 総合リザルト
Pos. | Num. | Rider | Team | Time | Gap | Penalty |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 46 | Ross Branch | Hero Motosports Team Rally | 05:13'55 | - | - |
2 | 9 | Ricky Brabec | Monster Energy Honda Team | 05:25'49 | +00:11'54 | - |
3 | 98 | Mason Klein | Korr Offroad Racing | 05:25'53 | +00:11'58 | - |
4 | 11 | Jose Ignacio Cornejo | Monster Energy Honda Team | 05:28'43 | +00:14'48 | - |
5 | 15 | Lorenzo Santolino | Sherco Rally Factory | 05:29'03 | +00:15'08 | - |
6 | 47 | Kevin Benavides | Red Bull KTM Factory Racing | 05:30'09 | +00:16'14 | - |
9 | 7 | Pablo Quintanilla | Monster Energy Honda Team | 05:34'56 | +00:21'01 | - |
10 | 42 | Adrien Van Beveren | Monster Energy Honda Team | 05:34'59 | +00:21'04 | - |
18 | 10 | Skyler Howes | Monster Energy Honda Team | 05:58'15 | +00:44'20 | - |











