今年のダカールラリーは例年に比べて特に競争率の高い年でしょう。43時間のレースを経て、トップ集団の差はとてもわずかです。我々が望んでいたポジションにつけているわけではありませんが、チームからの最善のサポートを受けて、ライダーたちは全力で毎ステージよく戦ってくれています。これこそがダカールラリーのスピリットです。引き続き最後までベストを尽くします。

序盤にプッシュをしていたところ砂丘でとても高くジャンプをし、それが厄介なきっかけになりました。少し恐怖を感じた瞬間でした。速度は落とさずに、安全に走ろうとしましたが、砂丘に多くの落とし穴があり簡単にはいきませんでした。結果として、順位をキープすることになりました。手堅く安定してパフォーマンスを発揮できているので、自分自身にとって今までで一番のダカールラリーを過ごせています。残すところあと1日となりましたが、最後まで戦い続けます。

多くの砂丘があり、とても楽しいステージでした。序盤からリズムよく走ることができ、よいステージにすることができました。終わりまであと1日になりました。どのステージも全力を尽くしてきたので、最後の1kmまで続けていきます。

道を切り開いていかなくてはならなかったため、厳しい日になると思っていました。予想通り時間を少しロスしましたが、ベストを尽くした結果そこまで悪くはなかったと思います。感触は悪くなかったし、なによりもチームメートたち全員が無事にビバークに戻ってこられたことに安心しました。最後のステージでも引き続き皆で全力を尽くして戦います。