プロローグでついに戦いの火蓋が切られる

このプロローグは2週間に及ぶレースに向けたウォームアップに過ぎません。リッキー・ブラベックはスターティング・ポジションを決められますし、パブロ・キンタニラは前にも後ろにもライバルがいる状況でリズムをつかむにはちょうどいいポジションだと思います。エイドリアンは伸び悩みましたが、レースはまだ始まったばかり、たったの13km足らずしか走行していません。ナチョ(ホセ・イグナシオ・コルネホ)は残念ながら第1コーナーで転倒しましたが、明日はきっと果敢にルートを切り拓いてくれると思います

今回はスタートポジションを決められるので、フロントスタートを切らなければならなかった過去2年間に比べればずっとうれしいです。たった13kmとはいえ、とても重要なショートステージでした。チームは全員好調で、明日以降も十分に戦う準備ができています

プロローグは少し滑りやすかったですが、できるだけスピードを上げました。大きなミスもなく、申し分ない走行ができました。いい一日でしたし、明日のステージに向けていいポジションにつけています。これは、緊張を解いて不安を払拭するために重要なことです

CRF450 RALLYの感触はよく、好調でした。スマートにミスなく走行することを意識していて、それを達成することができました。もう少しいいタイムを期待していましたが、結果はその通りだと思います。まだまだ先は長いので、レースに集中します

確実なプロローグにしたかったのですが、残念ながら第1コーナーで転倒してしまいました。とても滑りやすくミスしてしまいました。とはいえ、これはウォームアップに過ぎず、長いレースが待ち受けているのですから、ポジティブな気持ちで臨みます