キンタニラがステージ優勝。ヴァン・ベバレンが2位に続く
ダカールラリー2024のステージ5でパブロ・キンタニラがステージ優勝を果たしました。加えてエイドリアン・ヴァン・ベバレンが2位となり、昨日行われたステージ4に続きMonster Energy Honda Teamが1-2フィニッシュを飾りました。

ステージ5はサウジアラビアの「エンプティ・クオーター(空虚の地)」が舞台となりました。デューン(砂丘)が連なる見事な景色が広がる118kmのコースを、ライダーたちはシュバイタに向かって駆け抜けました。アルホフフでのビバークを終えると、体力を消耗する527kmのハードなロードセクションがスタート。その後の暑い日中で東部州の広大なデューン地帯へと続きました。
ステージ優勝を果たしたキンタニラに続き、ヴァン・ベバレンは2位でフィニッシュ。砂地でのライディング経験豊富なヴァン・ベバレンはステージのほとんどで最速をマークし、チームメートのキンタニラとは37秒の僅差で再び3位以内をマークしました。
ホセ・イグナシオ・コルネホとリッキー・ブラベックには、トップでステージを切り開くミッションが課せられました。スペシャルステージが始まると両者ともにボーナスを獲得しましたが、コルネホは11位でフィニッシュ。総合首位の座をロス・ブランチ(HERO)に奪われ、現時点でブランチと1分差の総合2位につけています。デューンに投げ出されそうになるシーンもありながらタイムを縮めたブラベックは7位でフィニッシュしましたが、まだ表彰台を狙えるポジションにつけています。
朝方に行われたHonda CRF450 RALLYの調整が功を奏したスカイラー・ハウズは、砂地の広がるセクションでの巧みなライディングで前方の選手たちを追い抜き、キンタニラとは5分差でトップ10入りを果たしました。
明日は、主催者ダビド・カステラ氏もこれ以上のみせ場はないと認める、ダカールラリー2024最大の試練となる48時間クロノステージが始まります。疲労が蓄積して集中力を失うと、選手たちは隠れたウェイポイントを探し出すナビゲーションの悪夢にさいなまれることになります。
ステージ6はリバーススタートとなるため、RallyGPクラスの選手の後にスタートするキンタニラはその恩恵を得られることになります。総走行距離835kmのうちスペシャルステージは626kmを占め、ステージ中盤には広大なエンプティ・クオーターのデューンが容赦なく広がります。
選手たちは外界とのアクセスが一切なく単独で走りきることになり、自身のステージでの位置やライバルのポジションは把握できません。48時間クロノステージ(ステージ6)は明日の朝7時にスタートしてシュバイタに戻り、さらに北部のリヤドでレストデーを迎えます。
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総合でタイムを少しリカバリーして優勝を果たしたキンタニラ選手とヴァン・ベバレン選手の1-2フィニッシュがすばらしい一日でした。道を切り開いたコルネホ選手にとっては困難なステージとなりましたが、とてもいい仕事をしてくれました。100%デューンという状況で、わだちに沿って追い上げてくるほかのライダーたちを背にペースをキープするのはとても難しいことです。コルネホ選手は少しタイムをロスして現在総合2位、続くブラベック選手も明日の戦いに向けていいポジションにつけています。48時間クロノステージに向けてチームは有利なポジションにいます。レストデーを控えたリヤドがゴール。ダカールラリー2週目に向けて選手5人それぞれがいいポジションを目指します
総合でタイムを少しリカバリーして優勝を果たしたキンタニラ選手とヴァン・ベバレン選手の1-2フィニッシュがすばらしい一日でした。道を切り開いたコルネホ選手にとっては困難なステージとなりましたが、とてもいい仕事をしてくれました。100%デューンという状況で、わだちに沿って追い上げてくるほかのライダーたちを背にペースをキープするのはとても難しいことです。コルネホ選手は少しタイムをロスして現在総合2位、続くブラベック選手も明日の戦いに向けていいポジションにつけています。48時間クロノステージに向けてチームは有利なポジションにいます。レストデーを控えたリヤドがゴール。ダカールラリー2週目に向けて選手5人それぞれがいいポジションを目指します

つらい2日間を経て、ようやくすべてがうまくいきました。全力で走行しましたが、照りつける日光でわだちが見にくかったです。タフでしたがなんとかリードすることができて、すばらしいステージになりました。ここ数日間で激しい雨に見舞われたと聞いていたので、ここまでソフトな砂は想像していませんでしたが、ライディングを楽しむことができました。48時間クロノステージを前にステージ優勝できてうれしいです。これが励みになりますし、また新たな可能性が解き放たれるかもしれません
つらい2日間を経て、ようやくすべてがうまくいきました。全力で走行しましたが、照りつける日光でわだちが見にくかったです。タフでしたがなんとかリードすることができて、すばらしいステージになりました。ここ数日間で激しい雨に見舞われたと聞いていたので、ここまでソフトな砂は想像していませんでしたが、ライディングを楽しむことができました。48時間クロノステージを前にステージ優勝できてうれしいです。これが励みになりますし、また新たな可能性が解き放たれるかもしれません

まるでスプリントのような一日でした。ブランチ選手(HERO)に追いついた時、少しリズムを崩したような気がしましたが、それでもデューンは大好きな地形なのでとても爽快な気分でした。このようなコンディションでもマシンのパフォーマンスがよくなるようにチームと取り組んできました。明日の48時間クロノステージに向けて準備は整っています
まるでスプリントのような一日でした。ブランチ選手(HERO)に追いついた時、少しリズムを崩したような気がしましたが、それでもデューンは大好きな地形なのでとても爽快な気分でした。このようなコンディションでもマシンのパフォーマンスがよくなるようにチームと取り組んできました。明日の48時間クロノステージに向けて準備は整っています

早朝3時30分に起きて広大なハイウェイを走り、砂地を越えるステージをこなすのはタフで、とても疲労しました。ショートランは明日の48時間クロノステージ前のプロローグのように感じます。最前列からのスタートとなった昨日に続き2番手でのスタートは理想的とは言えず、タイムをロスするのは目に見えていました。それでも全体的にはいいステージになりました。約50kmの地点でコルネホ選手に追いつき、そこからフィニッシュまでは最大限プッシュしました
早朝3時30分に起きて広大なハイウェイを走り、砂地を越えるステージをこなすのはタフで、とても疲労しました。ショートランは明日の48時間クロノステージ前のプロローグのように感じます。最前列からのスタートとなった昨日に続き2番手でのスタートは理想的とは言えず、タイムをロスするのは目に見えていました。それでも全体的にはいいステージになりました。約50kmの地点でコルネホ選手に追いつき、そこからフィニッシュまでは最大限プッシュしました

今日はショートステージでしたが、リエゾンが長くとても消耗しました。早朝スタートに加え、デューンの猛烈な暑さで、午前中はリズムをつかむのに少し時間がかかりました。中盤になると前方にほかの選手たちの姿が見えたので少しモチベーションが湧き、ライディングにも自信がつきました。ナビゲーションでのミスもなく、ポジティブな一日だったので、明日の48時間クロノステージに向けていいポジションにつけていると思います
今日はショートステージでしたが、リエゾンが長くとても消耗しました。早朝スタートに加え、デューンの猛烈な暑さで、午前中はリズムをつかむのに少し時間がかかりました。中盤になると前方にほかの選手たちの姿が見えたので少しモチベーションが湧き、ライディングにも自信がつきました。ナビゲーションでのミスもなく、ポジティブな一日だったので、明日の48時間クロノステージに向けていいポジションにつけていると思います

精一杯プッシュしてデューンを切り開く、とてもタフな一日でした。今日はいい仕事をしようと思っていました。追いついてきたブラベック選手とともにデューンを走行できたのがよかったです。昨日のステージでは常にアタックしようと決めていたのでステージ優勝を飾ることができましたが、今日は道を切り開かなければならなかったので少しトリッキーでした。明日は一層ハードなステージになるので、集中力を切らさないようにします
精一杯プッシュしてデューンを切り開く、とてもタフな一日でした。今日はいい仕事をしようと思っていました。追いついてきたブラベック選手とともにデューンを走行できたのがよかったです。昨日のステージでは常にアタックしようと決めていたのでステージ優勝を飾ることができましたが、今日は道を切り開かなければならなかったので少しトリッキーでした。明日は一層ハードなステージになるので、集中力を切らさないようにします
RallyGP ステージリザルト
Pos. | Num. | Rider | Team | Time | Gap | Penalty |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | Pablo Quintanilla | Monster Energy Honda Team | 01:32'53 | - | - |
2 | 42 | Adrien Van Beveren | Monster Energy Honda Team | 01:33'30 | +00:00'37 | - |
3 | 2 | Toby Price | Red Bull KTM Factory Racing | 01:34'32 | +00:01'39 | - |
4 | 5 | Daniel Sanders | Red Bull GASGAS Factory Racing | 01:35'51 | +00:02'58 | - |
5 | 98 | Mason Klein | Korr Offroad Racing | 01:35'54 | +00:03'01 | - |
6 | 46 | Ross Branch | Hero Motosports Team Rally | 01:36'35 | +00:03'42 | - |
7 | 9 | Ricky Brabec | Monster Energy Honda Team | 01:36'41 | +00:03'48 | - |
9 | 10 | Skyler Howes | Monster Energy Honda Team | 01:37'48 | +00:04'55 | - |
11 | 11 | Jose Ignacio Cornejo | Monster Energy Honda Team | 01:39'04 | +00:06'11 | - |
RallyGP 総合リザルト
Pos. | Num. | Rider | Team | Time | Gap | Penalty |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 46 | Ross Branch | Hero Motosports Team Rally | 19:05'03 | - | 00:01'00 |
2 | 11 | Jose Ignacio Cornejo | Monster Energy Honda Team | 19:06'17 | +00:01'14 | - |
3 | 9 | Ricky Brabec | Monster Energy Honda Team | 19:08'50 | +00:03'47 | 00:01'00 |
4 | 42 | Adrien Van Beveren | Monster Energy Honda Team | 19:23'13 | +00:18'10 | - |
5 | 47 | Kevin Benavides | Red Bull KTM Factory Racing | 19:26'20 | +00:21'17 | - |
6 | 7 | Pablo Quintanilla | Monster Energy Honda Team | 19:31'50 | +00:26'47 | 00:06'00 |
12 | 10 | Skyler Howes | Monster Energy Honda Team | 19:53'40 | +00:48'37 | - |







