5か月前にMonster Energy Honda Teamに加入したキンタニラにとっては、CRF450 RALLYでの初めての総合優勝です。2019年のアタカマラリー以来の勝利で、自身初のモロッコラリー勝利となりました。モロッコラリーでのHondaの優勝は、2013年の故パウロ・ゴンサルヴェス氏以来です。
FIMクロスカントリーラリー世界選手権の第4戦となるモロッコラリーで、Monster Energy Honda Teamは数か月後に迫ったダカールラリーに向けて、砂漠での走行を重ねました。ライダー、マシンともに、いい状態に仕上がっています。
優勝争いが白熱する中、166kmの最終ステージが行われました。ナビゲーションの少ないステージで、風も穏やかな中、ポジションアップが難しい状況でした。
首位のマシアス・ウォークナー(KTM)を追い抜くべく、キンタニラが好スタートを切りました。いいペースで走行を続け、最終ステージで逆転を果たして総合優勝を勝ち取りました。チームメートのリッキー・ブラベックは最終ステージをステージ2位で終えましたが、ライバルとのタイム差を埋めることはできず、総合4位でラリーを終えました。
同じくMonster Energy Honda Teamのジョアン・バレーダも最後までバトルを続け、最終ステージ6位、総合11位で帰路につきました。前日に転倒を喫したホセ・イグナシオ・コルネホは、コンディションが万全でない中、完走を目指して走りました。総合10位で今年のモロッコラリーを終えています。
Monster Energy Honda Teamの次の戦いは、2022年1月1~14日にサウジアラビアで行われるダカールラリーになります。
Pablo Quintanilla
7
Monster Energy Honda Team 勝利できてとてもうれしいです。難しい1週間でしたが、いい仕事をしてくれたチームスタッフに感謝しています。いいペースで走ることができ、ナビゲーションもうまくいって、自信を持ってラリーができました。ダカールラリーという目標があり、高いモチベーションを持って戦えました。暫しの休息を挟んで、ダカールラリーに向けて集中していきます
勝利できてとてもうれしいです。難しい1週間でしたが、いい仕事をしてくれたチームスタッフに感謝しています。いいペースで走ることができ、ナビゲーションもうまくいって、自信を持ってラリーができました。ダカールラリーという目標があり、高いモチベーションを持って戦えました。暫しの休息を挟んで、ダカールラリーに向けて集中していきます
Ricky Brabec
2
Monster Energy Honda Team モロッコラリーを走り終え、ダカールラリーに向けていい練習になりました。チームメートが優勝することができて、興奮しています。ダブル表彰台を実現できなくて残念です。先頭でスタートすることは勇気が必要ですし、ステージ優勝を果たすにはガッツが要ります。我々は特に難しいステージを、先頭でスタートしました。本番はダカールラリーです。いくつかミスをして表彰台を逃しましたが、ケガすることなく帰路につき、ダカールラリーへの準備を進めることができます
モロッコラリーを走り終え、ダカールラリーに向けていい練習になりました。チームメートが優勝することができて、興奮しています。ダブル表彰台を実現できなくて残念です。先頭でスタートすることは勇気が必要ですし、ステージ優勝を果たすにはガッツが要ります。我々は特に難しいステージを、先頭でスタートしました。本番はダカールラリーです。いくつかミスをして表彰台を逃しましたが、ケガすることなく帰路につき、ダカールラリーへの準備を進めることができます
José Ignacio Cornejo
11
Monster Energy Honda Team 簡単ではないモロッコラリーを走り終えることができてうれしいです。結果は望んだものではありませんでしたが、マシンの状態がよく、いいペースで走ることができました。チームは真剣に仕事をこなし、いい信頼関係が築けています。ダカールラリーに向けて、いい状態です。今日は調子を取り戻して、昨日よりもいいペースを走ることができました
簡単ではないモロッコラリーを走り終えることができてうれしいです。結果は望んだものではありませんでしたが、マシンの状態がよく、いいペースで走ることができました。チームは真剣に仕事をこなし、いい信頼関係が築けています。ダカールラリーに向けて、いい状態です。今日は調子を取り戻して、昨日よりもいいペースを走ることができました
Joan Barreda
88
Monster Energy Honda Team モロッコでの1週間をとおして、いいペースで走ることができてよかったです。タイム差は非常に少なくて、細かな違いでラリーの勝敗が決まりました。砂漠をいいペースで走り、多くの走行距離を重ねることができました。目標であるダカールラリーに向けて、準備を進めることができています
モロッコでの1週間をとおして、いいペースで走ることができてよかったです。タイム差は非常に少なくて、細かな違いでラリーの勝敗が決まりました。砂漠をいいペースで走り、多くの走行距離を重ねることができました。目標であるダカールラリーに向けて、準備を進めることができています
Ruben Faria
モロッコラリーの最終ステージは、難易度が低いものでした。開幕時点では厳しいラリーを予想していました。勝敗が決まる最終ステージでしたが、コースが短くなり、砂丘を走らなくなったために、予想とは違ったものになりました。後方でスタートした選手には、勝つチャンスがありませんでした。総合優勝するために、パブロ(キンタニラ)はアタックする必要がありました。作戦がうまくいき、逆転して総合首位に立つことができました。 リッキー(ブラベック)には表彰台を獲得してもらいたかったのですが、ルートの変更でそれは果たせず、総合4位でした。ナチョ(コルネホ)は昨日転倒してしまい、総合10位でした。昨日までいいラリーができていたと言えませんが、目標である完走を果たすことができました。優秀なラリーライダーであるジョアン(バレーダ)もいい走行をしましたが、第3ステージのナビゲーションでミスをし、ペナルティーもあり総合11位でした。 勝つことが目的というよりも、ライダー、マシン、チームの状態を高めるためのラリーでした。どのライダーもクラッシュすることなく、完走を果たすのが目標でした。その目標を達成できたので、とてもうれしいです。ここからはダカールラリーに向けて集中し、3年連続の優勝を目指します
モロッコラリーの最終ステージは、難易度が低いものでした。開幕時点では厳しいラリーを予想していました。勝敗が決まる最終ステージでしたが、コースが短くなり、砂丘を走らなくなったために、予想とは違ったものになりました。後方でスタートした選手には、勝つチャンスがありませんでした。総合優勝するために、パブロ(キンタニラ)はアタックする必要がありました。作戦がうまくいき、逆転して総合首位に立つことができました。 リッキー(ブラベック)には表彰台を獲得してもらいたかったのですが、ルートの変更でそれは果たせず、総合4位でした。ナチョ(コルネホ)は昨日転倒してしまい、総合10位でした。昨日までいいラリーができていたと言えませんが、目標である完走を果たすことができました。優秀なラリーライダーであるジョアン(バレーダ)もいい走行をしましたが、第3ステージのナビゲーションでミスをし、ペナルティーもあり総合11位でした。 勝つことが目的というよりも、ライダー、マシン、チームの状態を高めるためのラリーでした。どのライダーもクラッシュすることなく、完走を果たすのが目標でした。その目標を達成できたので、とてもうれしいです。ここからはダカールラリーに向けて集中し、3年連続の優勝を目指します