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W2RC 2023
Round 1

Monster Energy Honda Team、ダカールラリー2023でペースリーダーとなることを決意

sa Dakar Rally in Saudi Arabia

Monster Energy Honda Teamのリッキー・ブラベック、エイドリアン・ヴァン・ベバレン、パブロ・キンタニラ、ホセ・イグナシオ・コルネホは、FIM世界ラリーレイド選手権の新シーズンに向けて、2023年のダカールラリーでペースをリードする決意を固めました。

Monster Energy Honda Team、ダカールラリー2023でペースリーダーとなることを決意

この決意は、数カ月にわたって世界で最も過酷な場所でHonda CRF450 RALLYのテストとトレーニングをともに行った結果です。

ダカールラリーでこれまで多くの経験を積んできたHondaライダーたちは、世界で最も重要なラリーにおいて、それぞれの戦略は異なりますが、Hondaの伝統を継承していくためにスタートします。1982年、フランス人のシリル・ヌブーが優勝したのがすべての始まりでした。1990年までには、ヌヴー、エディー・オリオリ、ジル・ラレイの3人でさらに4回の優勝を飾りました。最近では、リッキー・ブラベック(2020)とケビン・ベナビデス(2021)が再びトップに立ち、Hondaの新時代が始まりました。

ダカールラリー2023は、12月31日(土)、ステージ1のスタート順を決めるプロローグから始まります。4年連続のサウジアラビア開催となる今大会は、14のステージで構成され、距離は約5,000kmと、2014年大会以降で最長となります。また、スペシャルステージの70%は新しいルートで設定されています。ラリーは紅海の海岸からスタートし、1月15日にアラビア湾の砂浜であるダンマームで幕を閉じる予定です。まず北西部の山岳地帯を横断してから、南東部の奥地に向かい、エンプティ・クォーター(空白の大地)を3日間かけて走破します。


Ruben Faria
Ruben Faria
経験と決意が、ダカールラリー2023に向けたMonster Energy Honda Teamのすべてです。2020年のダカールラリー勝者のリッキー・ブラベック、2022年2位のパブロ・キンタニラ、2020年4位のホセ・イグナシオ・コルネホの3名は、昨年と同じライダーです。モロッコラリーからは、2017年と2022年のダカールラリーを4位でフィニッシュしたエイドリアン・ヴァン・ベバレンも仲間入りしました。彼はチームに完全に溶け込んでおり、2戦目のアンダルシア・ラリーですでに優勝を飾っています。パブロが10回、リッキーとエイドリアンが7回、コルネホが6回、合計30回のダカール参戦経験があります。これは、多大な経験値を意味します。しかし、この経験は一人で得られるものではなく、Hondaライダーは皆、ダカール優勝の可能性を持っています。すでにこの目標を達成した者もいれば、あと一歩のところで達成できなかった者もいます。2022年のシーズンが成功に終わり、我々は次のダカールの準備のために集中してやってきたことに、非常に自信を持っています。2023年のダカールのマップが示すように、初日は2020年大会と同じような地域を走ることになりそうです。サウジアラビアは、砂漠でのラリーレイドを好むライダーにとって完ぺきな場所です。長いオフピスト、広大な砂丘、いい結果を出すために重要なナビゲーション。私たちが長い間待ち望んでいる瞬間はすぐそこにあり、強い野心を持ってそれに立ち向かうために最高の状態にあると信じています。このダカールという大きな挑戦を支えてくれるスポンサーにも感謝したいと思います

Ricky Brabec
Ricky Brabec 2
Monster Energy Honda Team
2023年のダカールラリーに向けて、ナビゲーション、スピード、そして体調管理を重点的に準備してきました。2020年のダカールでは、僕だけでなく、Hondaも優勝しています。2019年にはほぼ達成し、2021年には再び達成できたので、今年は優勝が狙える自信はかなりありますが、準備と体調を万全にすることが重要です。2023年のルートは2020年と共通点があるようで、多少似たようなものになる可能性があります。海岸沿いを走ることになりますが、この辺りは2020年に、岩場や荒地でアドバンテージを得ることができた場所です。また同じ地域を走るのが楽しみで、いいタイムといいステージを確保して、優勝を目指して上位でゴールできるようにしたいと思います。ダカールで優勝経験のある僕にとって、プレッシャーはそれほど高くないかもしれません。でも、いつも言っているように、ラリーは複雑で、最後の最後まで何が起こるかわからないので、集中してベストを尽くします

Adrien Van Beveren
Adrien Van Beveren 42
Monster Energy Honda Team
ダカールラリー2023の準備は順調で、Monster Energy Honda Teamの一員になれたことをとてもうれしく思っています。CRF450 RALLYもすばらしく、非常に乗りやすいマシンです。このマシンを3つの言葉で表すとしたら、快適で、安定していて、速いといったところです。Honda Racingのラリーチームに参加することは、自分のキャリアにとって大きなチャンスで、本当にラッキーだと思っています。この世界にアクセスできたこと、そしてHondaとワークスチームが持つすべての知識を活用できることは特権です。ワークスマシンを手にし、日本から集まったエンジニアたちと一緒になってマシンを開発できるなんて、夢のようです。このマシンは勝つために作られたものです。ダカールに向けて、とてもエキサイトしてハッピーな気持ちですが、同時に地に足がついた状態でもあります。今回で8回目のダカールラリーですが、もう順位を上げるタイミングだと分かっています。これまで2度、4位入賞を果たしていますが、さらに上位を目指します。モチベーションは高く、特に前回のアンダルシアで優勝した後は、完全にチームの一員になれたと確信しています。サウジアラビアでのレースが待ち遠しいです

José Ignacio Cornejo
José Ignacio Cornejo 11
Monster Energy Honda Team
2023年のダカールに向けて、全員がベストを尽くし、自分たちのポテンシャルを最大限に発揮できるように準備してきたので、満足しています。自分だけでなく、チーム全体に関して言えますが、最高の状態でサウジアラビアに戻ることができそうです。目標ですが、2021年のレースではとてもうまくいっていて、ダカールラリーでの優勝が手の届くところにあることを実感したのを覚えています。それを実現するために、レースをリードし、優勝するために努力しています。それが、チームとして、そして個人としての目標です。また、これは叶えられる夢だと信じています。Monster Energy Honda Teamは、ダカールでの優勝に向けて正しい方向に進んでいます。ライダー、メカニック、マネージャー、チームの全員がベストを尽くしているので、とてもいい気分です

Pablo Quintanilla
Pablo Quintanilla 7
Monster Energy Honda Team
2023年のダカールラリーも目前に迫り、ここ数カ月の懸命な準備の結果、とてもいい気分です。それそれの仕事ぶりにはとても満足しています。モロッコラリーで転倒し、アンダルシア・ラリーに参戦できなかったので、昨シーズンの終わりにはその影響がありましたが、今は完全に回復したと感じています。休養と理学療法が必要でしたが、今は次のダカールに向けて自信を持てるようになりました。この自信は、このレースで多くの経験を積んできたこともあり、10回を超えると、多くのことを学びます。昨年は総合2位でしたが、今年もタイトル争いに加わりたいと思っています。できると信じていますし、夢だけじゃない自信もあります。ライバルたちは最高レベルで戦い、優勝を狙えるライダーが何人もいることは分かっていますが、CRF450 RALLYのセットアップは砂漠でレースをするためにチューニングされているので、性能、快適性、安全性のバランスが取れていることもあり、さらに自信が持てるようになりました

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