ソノララリーは、本日の最終ステージをもって幕を閉じました。スペシャルが139kmと短く、ナビゲーションがほとんどない極めて速いステージでした。終盤、複雑なセクションがありましたが、ピストを外れてもライダーが迷うようなものではありませんでした。アブダビ・デザート・チャレンジで優勝した私たちチームにとって、期待とは違う結果でしたが、新しいレース、新しい経験だったので、うまくいかない部分がありました。一方で、ライダー全員がケガもなくゴールできたことをうれしく思います。8月にアルゼンチンで開催される次回のデサフィオ・ルタ40に向けて、この結果を活かします。チームはとてもハードに仕事をしましたし、ハードなレースでした。

僕にとってはとてもタフなラリーでしたが、フィニッシュできてうれしいです。最大限努力したので、パフォーマンスに悔いはありません。ハードでしたが、最大限の力を出し切ったと思っています。ロードブックも簡単ではなく、フラストレーションがたまりました。ロードブックに載っていない危険なエリアがいくつかあったので不安になりました。ラリーでは自信がなくなるとスピードが出せなくなります。数週間前、アブダビ・デザート・チャレンジでの優勝後にここに到着した時は、もう一度優勝したいと思っていました。残念ながらそれは叶えることができませんでしたが、それがスポーツというものです。チームの大きな支えに感謝しつつ、アルゼンチンでは改善できるように取り組みます。

ラリーが終わりましたが、ここにいられることがとても幸せです。ソノララリーが好きですし、ソノラは故郷のようなものなので来ることができてうれしいです。全員フィニッシュすることができて、何よりケガがなかったというのが最も重要です。同じHondaのマシンを駆るトーシャ・シャリーナが表彰台を飾ったのもよかったです。

ラリーが終わり、結果は期待通りではありませんでしたが、これはラリー全体の一部です。ポジティブな面に目を向けた方がいいと思います。砂漠で多くの距離を走破し、経験を積むことができました。ここは多くの可能性を秘めた地なので、経験できてよかったです。無事にフィニッシュできてよかったですし、チームの尽力に感謝しています。次のレースまで短いブレイクがあるので、休息をとり、デサフィオ・ルタ40ではさらに強くなって戻ってきます。

ソノララリーを完走しました。思ったように走行できず、ハードなレースでしたが、とにかく全員が無事にフィニッシュできてうれしいです。できれば、いつかまたこの地を再び訪れて、自分自身をばん回してみたいと思います。今回のラリーは、選手権の一部なので、気持ちを切り替えて、次に控える2戦のことを考える時です。