メルズーガ大砂丘2周の最終ステージを終えて、モロッコラリーが終了しました。ロードブックには複数の砂丘が含まれていながら、平均時速100kmを超える高速ステージでした。ライダーたちがスピードとナビゲーションの両方でいいパフォーマンスを発揮してくれました。ステージ優勝、総合3位を獲得したキンタニラ選手にとってはベストな結果でした。ヴァン・べバレン選手もよかったのですが、ステージ後半で少しタイムをロスして、表彰台を逃してしまったことは残念でした。コルネホ選手は2番手からのスタートでしたが、ステージ序盤にクラッシュしてしまい、これまでの5日間のような結果を出せませんでした。モロッコラリーを終えて、再びW2RCでマニュファクチャラーズタイトルを獲得することができました。Hondaも私たちも、とても誇りに思います。チーム全員の成果ですし、グループとしての高いクオリティーとチームワークを示すことができました

難しいレースが続いたので、再び表彰台に上がることができてとてもうれしいです。リズムよく、速く走ることができたので、さらに自信がつきました。次の大きなチャレンジ、ダカールラリーのことを考えると今回の経験はとても貴重でした

最終ステージはあまりいい結果ではありませんでした。序盤でナビゲーションを誤り、クラッシュしてしまいました。幸い大きなケガはなく、最後までしっかり戦えたので、すがすがしい気持ちでモロッコラリーを終えられます。来年のダカールラリーに向けて、とてもいい準備になったことは間違いありません

今日のステージでは、Honda CRF 450 Rallyの感触がとてもよかったです。これは個人としてだけでなく、チーム全員の努力の成果です。メルズーガ大砂丘を楽しむことができました。とても好きな地形です。次回のダカールラリーでは自身の最高レベルに到達できるという自信と、大きな達成感を持ってモロッコを後にします