デサフィオ・ルタ40でブラベックが優勝
6月1日(土)から7日(金)にかけて、世界ラリーレイド選手権(W2RC)の第4戦デサフィオ・ルタ40がアルゼンチンで開催されました。2024年のダカールラリーで優勝したリッキー・ブラベック(Monster Energy Honda Team)と、チームメートのトーシャ・シャレイナがトップ争いの激しいバトルを展開し、18時間に及んだラリーはわずか15秒差での決着となりました。

ブラベックの優勝は、Hondaにとってデサフィオ・ルタ40での10勝目。Monster Energy Honda Teamはすべてのステージで優勝し、表彰台を独占するという、マニュファクチャラーとしては選手権史上初の快挙を成し遂げました。
最終ステージを迎えた朝の時点で、ブラベックが1分27秒リードする中、シャレイナが218kmのステージに向けて先陣を切り、優勝を争う2人の激しい戦いが繰り広げられました。ステージ序盤でタイムを巻き返したシャレイナは、コルドバの地平線の向こうに見えるフィニッシュまで残り100kmとなった地点で、リードするブラベックとの差を22秒に縮めました。
シャレイナは前日に続いてステージ優勝を果たしましたが、総合優勝はステージ2位に入ったブラベックが獲得。今季出場2戦目にして2勝目を挙げました。
安定した高いパフォーマンスをみせたエイドリアン・ヴァン・ベバレン(Monster Energy Honda Team)は最終ステージを3位でフィニッシュし、チームとして4回目のステージトップ3独占に貢献しました。ステージ優勝1回と総合3位表彰台を獲得し、Honda CRF450 RALLYのスピードを改めて示しました。
表彰台を狙える可能性もあったスカイラー・ハウズ(Monster Energy Honda Team)は、終始安定した走りをみせてステージ6位でフィニッシュし、チーム加入以来最高の総合4位につけました。地形やナビゲーションで少々苦戦を強いられたパブロ・キンタニラ(Monster Energy Honda Team)はステージ5位、総合6位でフィニッシュ。Monster Energy Honda Teamの5人のライダーが総合6位までに入賞を果たしました。
W2RCの総合ランキングでは、ブラベックが首位のロス・ブランチ(HERO)と9ポイント差の2位につけ、ヴァン・ベバレンが7ポイント差で後を追っています。現時点で、Hondaはマニュファクチャラーズ・ランキングで再びトップに立ち、10月のモロッコラリーに挑みます。
HRC公式Instagramで最新情報をチェック!
https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/

選手たちが総合で1~4位と6位を獲得し、Monster Energy Honda Teamにとってすばらしいレースとなりました。ラリーでは久々の快挙です。チームのみんなが非常にいい仕事をしてくれて、とてもうれしいです。選手とマシンのパフォーマンスが優れていたので、このすばらしい成果に結びつきました。見事な仕事ぶりをみせてくれたチーム、マシンを開発してくれた日本の皆さん、そして選手たち全員に感謝しています
選手たちが総合で1~4位と6位を獲得し、Monster Energy Honda Teamにとってすばらしいレースとなりました。ラリーでは久々の快挙です。チームのみんなが非常にいい仕事をしてくれて、とてもうれしいです。選手とマシンのパフォーマンスが優れていたので、このすばらしい成果に結びつきました。見事な仕事ぶりをみせてくれたチーム、マシンを開発してくれた日本の皆さん、そして選手たち全員に感謝しています

プレッシャーがありましたが、レースに戻って来られてよかったです。チームもマシンのパフォーマンスも好調で、モロッコに向けてとてもいい状態だと思います。あまり得意ではない地形と、負けたくないという気持ちでストレスフルでしたし、こういった路面を得意とするシャレイナ選手に差を縮められましたが、すばらしい一日でした。 とにかく、できるだけタイムをロスしないようにベストを尽くし、最終的にはとてもいい結果となりました。これは次に向けて自信になります。この後は、マシンをもっとテストして次のレベルに仕上げたいです。Honda CRF450 RALLYのパフォーマンスには、みんなとても満足しています
プレッシャーがありましたが、レースに戻って来られてよかったです。チームもマシンのパフォーマンスも好調で、モロッコに向けてとてもいい状態だと思います。あまり得意ではない地形と、負けたくないという気持ちでストレスフルでしたし、こういった路面を得意とするシャレイナ選手に差を縮められましたが、すばらしい一日でした。 とにかく、できるだけタイムをロスしないようにベストを尽くし、最終的にはとてもいい結果となりました。これは次に向けて自信になります。この後は、マシンをもっとテストして次のレベルに仕上げたいです。Honda CRF450 RALLYのパフォーマンスには、みんなとても満足しています

今日は少しでもタイムを縮められるように全力を尽くし、 最後の最後まで戦いました。総合ではブラベック選手との差が1分10秒以上あったので、優勝には届きませんでした。自分自身のパフォーマンス、そしてチームに満足していますし、チームで表彰台を独占できてとてもうれしいです
今日は少しでもタイムを縮められるように全力を尽くし、 最後の最後まで戦いました。総合ではブラベック選手との差が1分10秒以上あったので、優勝には届きませんでした。自分自身のパフォーマンス、そしてチームに満足していますし、チームで表彰台を独占できてとてもうれしいです

この1週間、いろいろな地形を走破することができてとても楽しめました。ライディングにも満足ですし、表彰台を獲得できてよかったです
この1週間、いろいろな地形を走破することができてとても楽しめました。ライディングにも満足ですし、表彰台を獲得できてよかったです

表彰台を狙うのは難しいことなので、今日はなるべくタイムをロスしないというシンプルな仕事に徹しました。何度か木が顔に当たりましたが、それ以外に大きなアクシデントはなく無事にフィニッシュできてよかったです。 私にとってタフなシーズンになっているので、ここで4位に入賞できたことは本当にうれしいです
表彰台を狙うのは難しいことなので、今日はなるべくタイムをロスしないというシンプルな仕事に徹しました。何度か木が顔に当たりましたが、それ以外に大きなアクシデントはなく無事にフィニッシュできてよかったです。 私にとってタフなシーズンになっているので、ここで4位に入賞できたことは本当にうれしいです

困難なラリーをついにやり遂げました。昨年に比べると砂漠が少なく、WRCのようなスタイルのステージが多かったので、昨年とは少し様子が違いました。とてもモチベーション高く臨めましたし、Honda CRF450 RALLYのいいセットアップを見いだすことができました。最終戦に向けてさらにセットアップの改善に取り組んで、いい結果を出したいです
困難なラリーをついにやり遂げました。昨年に比べると砂漠が少なく、WRCのようなスタイルのステージが多かったので、昨年とは少し様子が違いました。とてもモチベーション高く臨めましたし、Honda CRF450 RALLYのいいセットアップを見いだすことができました。最終戦に向けてさらにセットアップの改善に取り組んで、いい結果を出したいです








W2RC 総合リザルト
Pos. | Num. | Rider | Team | Constr. | Time/Gap |
---|---|---|---|---|---|
1 | 9 | Ricky Brabec | Monster Energy Honda Team | Honda | 18:08'37 |
2 | 68 | Tosha Schareina | Monster Energy Honda Team | Honda | +00:00'15 |
3 | 42 | Adrien Van Beveren | Monster Energy Honda Team | Honda | +00:05'33 |
4 | 10 | Skyler Howes | Monster Energy Honda Team | Honda | +00:12'58 |
5 | 42 | Ross Branch | Hero Motorsports Team Rally | Hero | +00:14'57 |
6 | 7 | Pablo Quintanilla | Monster Energy Honda Team | Honda | +00:23'55 |