明日に続くステージの前半を終え、ダカールラリー2022がスタートを切りました。19kmと短いステージは、ほとんどが砂漠で、デューン(砂丘)も含まれるルートでした。チームは最初の試練を順当にこなしました。ステージを終えたライダーたちは595kmもの長いリエゾンを走破して最初のビバークとなるハイルに到着しました。

序盤から全力を尽くしたキンタニラは、ステージ優勝したダニエル・サンダース(ガスガス)と12秒差でフィニッシュしました。ステージ1Aはポイント換算係数5により、サンダースとは1分差となり、Monster Energy Honda Teamはラリーの総合2位につけています。

ベテランのジョアン・バレーダはRallyGPグループの中で最初のスタートを切りました。序盤は砂ぼこりが立ち込め、これといった重要な手がかりもないなかで首位とは3分差の9位でフィニッシュしました。初日はあまりプッシュしないと判断したリッキー・ブラベックは12位でしたが、ライバルたちとのタイム差をつけられる事なくフィニッシュ。ホセ・イグナシオ・コルネホは、マシンを確かめるように、慎重なレース運びの中で25位でステージ1Aを終えました。

Tomorrow’s stage

夜に行われるブリーフィングで、上位でフィニッシュしたライダーは翌日のステージ1Bの走行順を決められます。ハイルをスタートする明日のステージ1Bは333kmのスペシャルステージを含むループステージとなります。砂漠が広がり、標高1300mのに達するルートでは、高度なナビゲーション能力が求められます。ただし、ルートのすべてが時間との闘いではなく、総走行距離514kmのうち181kmはリエゾンです。ハイルのビバークを朝5時45分にスタートし、最初にスタートしたライダーは12時45分(現地時間)以降にビバークに戻ってくる予定です。

Stage Result