2021年1月15日(金) - Stage 12
ヤンブ→ジッダ
13日間に渡るダカールラリー2021の過酷な戦いは、ベナビデスが総合首位に浮上し、チームメートのブラベックが総合2位を獲得して、紅海に面するジッダでその幕を閉じました。ブラベックは202kmに渡る最後のスペシャルステージを見事に走破し、ステージ優勝を果たしました。
Monster Energy Honda Teamは、すばらしいライダーと優れたマシンでステージ優勝を10回達成し、13日間のうち9日間を総合ランキングでリードすると、世界で最も過酷なレースで2連覇を果たしました。アメリカ人ライダー、リッキー・ブラベックが総合2位につけたことでチームの成功はさらにすばらしいものとなりました。昨年の勝者は、ステージ優勝4回という成果を残しました。
ダカールラリーでのHondaの1-2フィニッシュは、シリル・ヌブーとエディー・オリオリが1987年に達成して以来となります。
Kevin Benavides
47
Monster Energy Honda Team STAGE: 2nd OVERALL: 1st 「今年のダカール最終ステージは、非常に厳しいものでした。3番手スタートだったので比較的楽だろうと予想していましたが、間違いでした。50キロ地点で先行のライダー達がコースに迷ったため、前方が開けました。ナビゲーションが非常に難しいステージでしたので、手堅く走ることに専念しました。とにかく全てを出し切った勝利で、夢が叶った気分です。とにかく嬉しいです。ゴールラインを越える時は、いろいろなことを感じ、考えていました。かつてのチームメート故パウロ・ゴンサルヴェスとともにゴールラインを越えました。素晴らしい瞬間でした。この瞬間は、生きていることの喜びでいっぱいです。今年のこの難しい状況の中、素晴らしい仕事をしてくれたメカニックを始め、チームのみんなに感謝しています。また、自分の夢を叶えることを可能にしてくれた、素晴らしいマシンを準備してくれたHondaに感謝しています」
STAGE: 2nd OVERALL: 1st 「今年のダカール最終ステージは、非常に厳しいものでした。3番手スタートだったので比較的楽だろうと予想していましたが、間違いでした。50キロ地点で先行のライダー達がコースに迷ったため、前方が開けました。ナビゲーションが非常に難しいステージでしたので、手堅く走ることに専念しました。とにかく全てを出し切った勝利で、夢が叶った気分です。とにかく嬉しいです。ゴールラインを越える時は、いろいろなことを感じ、考えていました。かつてのチームメート故パウロ・ゴンサルヴェスとともにゴールラインを越えました。素晴らしい瞬間でした。この瞬間は、生きていることの喜びでいっぱいです。今年のこの難しい状況の中、素晴らしい仕事をしてくれたメカニックを始め、チームのみんなに感謝しています。また、自分の夢を叶えることを可能にしてくれた、素晴らしいマシンを準備してくれたHondaに感謝しています」
Ricky Brabec
2
Monster Energy Honda Team STAGE: 1st OVERALL: 2nd 「ジッダに戻ってきました。ケビン(ベナビデス)と僕、そしてもちろんチーム全員がすばらしい成果を残したと思います。ジョアン(バレーダ)とナチョ(コルネホ)のリタイアは残念でした。総合で7分差のケビンに追いつこうとプッシュしましたが、かなわず2位という結果になりました。全体的に、すばらしいラリーでした。僕のメンターであり、アシスタントであるケンダル、メカニックのエリックがよくやってくれたおかげで、ナチョと僕は一丸となって集中して走行することができました。2人に、もう一度お礼を言いたいです。そして来年はこのマシンでまた優勝を勝ち取りたいと思います」
STAGE: 1st OVERALL: 2nd 「ジッダに戻ってきました。ケビン(ベナビデス)と僕、そしてもちろんチーム全員がすばらしい成果を残したと思います。ジョアン(バレーダ)とナチョ(コルネホ)のリタイアは残念でした。総合で7分差のケビンに追いつこうとプッシュしましたが、かなわず2位という結果になりました。全体的に、すばらしいラリーでした。僕のメンターであり、アシスタントであるケンダル、メカニックのエリックがよくやってくれたおかげで、ナチョと僕は一丸となって集中して走行することができました。2人に、もう一度お礼を言いたいです。そして来年はこのマシンでまた優勝を勝ち取りたいと思います」
Ruben Faria
「今年のダカールラリーは非常に過酷で厳しい戦いでした。新型コロナウイルスによる制約も乗り越え、チーム全員がレースに臨むことができました。Monster Energy Honda Teamはこのレースを通じて力強く戦いました。プロローグでは好調なスタートを切れましたが、第1ステージと第2ステージでは難しいナビゲーションやトップスタートなど、少し困難な状況がありました。第4ステージまでには優位な展開となり、クリーンなレースで、関わったすべての人が非常にプロフェッショナルな仕事をしました。ケビン(ベナビデス)はとても優秀でした。ナチョ(コルネホ)は最終日3日前にリタイアになってしまいましたが、一番力強い走りを見せてくれたと思います。リッキー(ブラベック)とジョアン(バレーダ)は複数回ステージ優勝を飾り、そのポテンシャルの高さを見せてくれました。残すところあと1日というところでのジョアンのリタイアは、残念でした。これこそ、世界で最も過酷なレース、ダカールラリーなのです。1-2フィニッシュを飾ることができたのは、ケビンとリッキーのおかげですが、チーム全員のすばらしい活躍ぶりも同時に祝し、誇りとすべきだと思います。日本は、本当すばらしいマシンを作りました。トラブルは一切ありませんでした。また努力を重ねて、2022年も優勝を狙います」
「今年のダカールラリーは非常に過酷で厳しい戦いでした。新型コロナウイルスによる制約も乗り越え、チーム全員がレースに臨むことができました。Monster Energy Honda Teamはこのレースを通じて力強く戦いました。プロローグでは好調なスタートを切れましたが、第1ステージと第2ステージでは難しいナビゲーションやトップスタートなど、少し困難な状況がありました。第4ステージまでには優位な展開となり、クリーンなレースで、関わったすべての人が非常にプロフェッショナルな仕事をしました。ケビン(ベナビデス)はとても優秀でした。ナチョ(コルネホ)は最終日3日前にリタイアになってしまいましたが、一番力強い走りを見せてくれたと思います。リッキー(ブラベック)とジョアン(バレーダ)は複数回ステージ優勝を飾り、そのポテンシャルの高さを見せてくれました。残すところあと1日というところでのジョアンのリタイアは、残念でした。これこそ、世界で最も過酷なレース、ダカールラリーなのです。1-2フィニッシュを飾ることができたのは、ケビンとリッキーのおかげですが、チーム全員のすばらしい活躍ぶりも同時に祝し、誇りとすべきだと思います。日本は、本当すばらしいマシンを作りました。トラブルは一切ありませんでした。また努力を重ねて、2022年も優勝を狙います」