Monster Energy Honda Teamブラベックとコルネホが第7ステージにて1位-2位を獲得。コルネホが総合順位トップへ躍り出る
Dakar Rally in Saudi ArabiaMonster Energy Honda TeamのHonda CRF450 RALLYが、ダカールラリー2021の第7ステージにおいても脚光を浴びるマシンとなりました。昨日のレストデイを経てレースが再開されたマラソンステージ前半となった今日の第7ステージでは、リッキー・ブラベックが優勝を飾り、「ナチョ」ことホセ・イグナシオ・コルネホが2位となりました。第7ステージの結果をもって、チリ人ライダーのコルネホは総合順位のトップに躍り出ました。
2021年1月10日(日) - Stage 7
ハイル→サカーカ
ダカールラリー2021の後半戦、最初のパートとなるマラソンステージはハイルからサカーカのビバークへの道のりとなり、ライダーたちは外部からのメカニカルサポートを受けることができないエリアとなっています。第7ステージは総距離737kmのうち453kmはスペシャルステージ。サカーカに到着し、無事にマシンのコンディションを確認できたライダーたちからは、問題がないとの報告を受けることができました。第7ステージは山を通る砂の多い道と、スピードの高い岩場から成る走路が続きました。
この第7ステージで好調を見せたブラベックは、ダカールラリー終盤に向けて幸先のいいスタートを切ることができました。アメリカ人ライダーのブラベックは今日のベストタイムをマークしてチェッカーを受け、ダカールラリー2021で2度目の優勝を挙げました。総合順位はトップから14分52秒差で8位につけています。
コルネホの活躍にも注目が集まりました。ナビゲーションが得意なコルネホは、2位で今日のステージを終えました。この結果、ラリー全体の時間が29時間経過する中、総合順位トップとなりました。総合2位のライバル選手とわずか1秒差です。コルネホと共に表彰台トップを飾ったHonda CRF450 RALLYはトラブルもなく、タイヤのコンディションもいいまま第7ステージを終えることができました。現在は明日のマラソンステージ後半での戦いに向けて、準備が進められています。
スペイン出身のライダーのジョアン・バレーダは、今朝開始された第7ステージをハイルのビバークから先頭でスタートしました。マラソンステージの終わりまで続くダメージの修復が制限された中でも、堅実なペースで走行しました。このステージで優勝したチームメートのブラベックから約9分遅れて14位でチェッカーを受け、総合順位はトップからおよそ10分差で6位となりました。
トップのコルネホとの差は7分29秒、バレーダの前で総合順位5位となったのはアルゼンチン人ライダーのケビン・ベナビデスでした。今日のステージでは思うように運ばなかったようでしたが、明日のマラソンステージ後半で巻き返しを狙います。
明日行われる第8ステージは、ネオムのビバークに向けて総距離709kmの内375kmのスペシャルステージが設定されています。
STAGE: 1st OVERALL: 8th
優勝できると思っていなかったのですが、結果を出すことができとてもいい日になりました。燃料を補給しながらわずか1分ほど先までジョアン(バレーダ)に追いつくことができました。彼に追いついてから、最後まで共に走路を切り開きながら進みました。明日の第8ステージは、今日2位でフィニッシュしたナチョ(コルネホ)と共に進んでいきます。
STAGE: 1st OVERALL: 8th
優勝できると思っていなかったのですが、結果を出すことができとてもいい日になりました。燃料を補給しながらわずか1分ほど先までジョアン(バレーダ)に追いつくことができました。彼に追いついてから、最後まで共に走路を切り開きながら進みました。明日の第8ステージは、今日2位でフィニッシュしたナチョ(コルネホ)と共に進んでいきます。
STAGE: 2nd OVERALL: 1st
マラソンステージ前半をいい結果で終えることができました。今日は序盤の砂地が濡れていたため難しく、少し苦戦をしてしまいました。それからは自分のリズムを見つけ走行することができました。給油前に燃料タンクにトラブルが発生し時間をロスしてしまいましたが、無事に修復することができました。ロスした時間を取り戻すために攻めて走行し、ナビゲーションでミスすることもなかったので、巻き返すことができました。総合順位のトップになることができ、とてもうれしいです。今のところうまく進めていますが、ダカールラリーはまだ何日も続き、僅差の戦いなので油断はできません。今日までしてきたように、これからも一日一日を確実に進めていきたいと思います。
STAGE: 2nd OVERALL: 1st
マラソンステージ前半をいい結果で終えることができました。今日は序盤の砂地が濡れていたため難しく、少し苦戦をしてしまいました。それからは自分のリズムを見つけ走行することができました。給油前に燃料タンクにトラブルが発生し時間をロスしてしまいましたが、無事に修復することができました。ロスした時間を取り戻すために攻めて走行し、ナビゲーションでミスすることもなかったので、巻き返すことができました。総合順位のトップになることができ、とてもうれしいです。今のところうまく進めていますが、ダカールラリーはまだ何日も続き、僅差の戦いなので油断はできません。今日までしてきたように、これからも一日一日を確実に進めていきたいと思います。
STAGE: 14th OVERALL: 6th
1本のタイヤに少しダメージがあるようですが、そう大きな問題にはならなさそうです。今日ずっと注意して見ていましたが、今のところ問題なく機能しているように思います。マラソンステージ後半となる明日は、今日よりもいいステージになることを願っています。
STAGE: 14th OVERALL: 6th
1本のタイヤに少しダメージがあるようですが、そう大きな問題にはならなさそうです。今日ずっと注意して見ていましたが、今のところ問題なく機能しているように思います。マラソンステージ後半となる明日は、今日よりもいいステージになることを願っています。
STAGE: 16th OVERALL: 5th
第8ステージには苦戦をさせられました。疲れていたのかマシンの手応えがあまりよくなく、レストデイからまだ本調子を取り戻せていないのかもしれません。しかし後半にナビゲーションでミスをしてしまうまでは、いいぺースでは走行できていたと思います。タイムをロスしてしまった分、明日は後方からのスタートとなりますが、順位を上げて巻き返せるようにプッシュしていきます。
STAGE: 16th OVERALL: 5th
第8ステージには苦戦をさせられました。疲れていたのかマシンの手応えがあまりよくなく、レストデイからまだ本調子を取り戻せていないのかもしれません。しかし後半にナビゲーションでミスをしてしまうまでは、いいぺースでは走行できていたと思います。タイムをロスしてしまった分、明日は後方からのスタートとなりますが、順位を上げて巻き返せるようにプッシュしていきます。
ステージ順位
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム | 差 | ペナルティー |
|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | リッキー・ブラベック | Honda | 04:37'44 | - | - |
2 | 4 | ホセ・イグナシオ・コルネホ | Honda | 04:39'51 | +00:02'07 | - |
3 | 9 | S.ハウズ | KTM | 04:40'03 | +00:02'19 | - |
4 | 5 | S.サンダーランド | KTM | 04:40'36 | +00:02'52 | - |
5 | 21 | D.サンダース | KTM | 04:40'58 | +00:03'14 | - |
6 | 12 | X.ド・スルトレ | ハスクバーナ | 04:41'41 | +00:03'57 | - |
14 | 88 | ジョアン・バレーダ | Honda | 04:46'41 | +00:08'57 | - |
16 | 47 | ケビン・ベナビデス | Honda | 04:48'01 | +00:10'17 | - |
総合順位
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム | 差 | ペナルティー |
|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | ホセ・イグナシオ・コルネホ | Honda | 28:51'31 | - | - |
2 | 3 | T.プライス | KTM | 28:51'32 | +00:00'01 | - |
3 | 5 | S.サンダーランド | KTM | 28:53'42 | +00:02'11 | - |
4 | 12 | X.ド・スルトレ | ハスクバーナ | 28:54'05 | +00:02'34 | - |
5 | 47 | ケビン・ベナビデス | Honda | 28:59'00 | +00:07'29 | 00:02'00 |
6 | 88 | ジョアン・バレーダ | Honda | 29:01'49 | +00:10'18 | - |
8 | 1 | リッキー・ブラベック | Honda | 29:06'23 | +00:14'52 | - |
