Monster Energy Honda Team 総合優勝を目指し士気を高める
順調にダカールラリー2021前半戦を終えたMonster Energy Honda Teamの4人のライダーたちは、ハイルでの束の間の休息を楽しみました。ライダーたちは明日、マラソンステージを含めたステージからスタートするダカールラリー2021後半戦に向けて準備をし、士気を高める日となりました。
2021年1月9日(土) - Rest Day
ハイル
Monster Energy Honda Teamのライダーたちはこのダカールラリー2021のレストデイを有効に使いました。休息だけではなく、バッテリーのチャージを行うなど、結果に大きく結びつくダカールラリーの最終週を控え、レースに向けて十分な準備を行いました。
メカニックたちはそれぞれのライダーたちのHonda CRF450 RALLYに整備を施しました。それぞれのマシンの一つ一つのパーツの整備をしっかり行うことで、これから争われる後半戦のレースでパフォーマンスを最大限に発揮できるかが左右されます。同時に、ライダーたちは明日から行われるマラソンステージにむけての準備も進めています。明日から2日間連続で行われるマラソンステージは、まずハイルからサカーカに向けてスタートし、翌日はサカーカからネオムに向けて競われます。ライダーたちはこの2日間の旅の前に、服や装備品のほか、予測できない出来事にも対応できるよう準備をしなくてはなりません。寝袋や暖かい服、そしてサカーカのキャンプで夜を過ごすための枕なども必要になります。
Monster Energy Honda Teamのライダーたちは、ダカールラリー2021の後半戦に向けての準備は万端に整えました。6ステージに渡り行われた前半戦のステージは、どのレースでも彼らが主役級の活躍を見せました。プロローグから昨日の第6ステージにて、リッキー・ブラベック、ケビン・ベナビデス、そしてジョアン・バレーダにおいては3度もダカールラリー2021のスペシャルステージにて優勝を飾ることができました。全員、最終目標である総合優勝に向けて好位置となる総合順位に現在つけています。
ベナビデスはトップと2分16秒差で総合順位2位、続く若きチリ人ライダー、ホセ・イグナシオ・コルネホがトップと3分以内(2分57秒)の差で3位につけています。トップとの差6分25秒でバレーダは7位に迫り、昨年のチャンピオンであったブラベックは13位から後半戦のステージで巻き返しを狙います。
マラソンステージの明日の目的地はサカーカとなります。ライダーたちを待ち受けるのは総距離737km、内453kmがスペシャルステージとなり、外部からのメカニカルサポートは受けられず、ライダーたち自身でメンテナンスを行わなくてはなりません。