昨日の予選レースをトップ通過したガイザーは、今日のレース1では3位に入ったものの、先行する2人に対してはあまりチャレンジをしませんでした。ガイザーの勝利に必要なものを十分に認識していたチームは、一丸となってCRF450Rの機能を向上させました。

レース2、ガイザーは第2コーナーを2番手でクリアした後、レース前半はリーダーを観察しながら追走。レースの折り返し点に差しかかるとトップに躍り出ました。後半もマージンを確保しながら、これまで何度も壁として立ちはだかったコースを見事に攻略し、待望の総合優勝を物にしました。

今大会でガイザーは2位との差を36ポイントに拡大しました。

次戦の会場は、シリーズで最も過酷なサンドコースとして恐れられている、ベルギーのロンメルです。今大会のようなアップダウンのハードパックとは正反対の難所にて、全く異なる戦いが待ち受けています。

MX2 総合12位(14-12)のザンキがリザルト以上のスピードを示す

フェルッチョ・ザンキ(Team HRC)にとって、チェコGPは何人ものライダーを抜かなければならない厳しい大会となりました。総合12位(14-12)というリザルトは、ザンキがコース上で披露したスピードを完ぺきに反映したものではありません。

レース1では、9番手に浮上する直前に喫したクラッシュで順位を落とし、最終的には14位でフィニッシュしました。レース2ではスタートに失敗し、20番手以下からポジションをばん回しなければならず、何台も抜いた末に12位でゴールしました。

HRC公式Instagramで最新情報をチェック！
https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/